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ブータン人監督のドキュメンタリーが8月世界初劇場公開 「ゲンボとタシの夢見るブータン」

2018年6月9日 08:00

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ブータンの親子2世代の価値観を映す
ブータンの親子2世代の価値観を映す

[映画.com ニュース]“世界一幸福な国”と称されるブータンに生きる親子2世代の価値観を映した、ドキュメンタリー「ゲンボとタシの夢見るブータン」が、8月18日公開する。ブータン人のアルム・バッタライと、ハンガリー人のドロッチャ・ズルボーが監督を務め、ブータン人作家によるドキュメンタリーの劇場公開は今作が世界初となる。

ブータンの巡礼の地、中部ブムタンが舞台。とある家族の1000年以上の歴史を持つ重要な寺院の継承問題を軸に、普遍的な家族間の葛藤と、急速な近代化に伴い、多様な価値観を持つようになり、伝統社会の急激な変化に戸惑いながらも決断せねばならないブータン人一家を映す。

小さな村に暮らす長男ゲンボ(16歳)は、家族が代々受け継いできた寺院を引き継ぐために学校を辞め、戒律の厳しい僧院学校に行くことについて思い悩む。自らを男の子だと思い、ブータン初のサッカー代表チームに入ることを夢見る妹のタシ(15歳)は、自分の唯一の理解者である兄に、遠く離れた僧院学校に行かないでほしいと願う。父は、子供たちが将来苦労することなく暮らせることを願い、ゲンボには出家し仏教の教えを守ることの大切さを説き、タシには女の子らしく生きる努力をすることを諭す。子供たちの想いと、親の願いは交差し、静かに衝突する。

両監督は、若手ドキュメンタリー制作者育成プログラム(ドック・ノマッド)で出会い、世界7つのドキュメンタリー・ピッチング・イベントに参加し、国をまたがる6つの財団から資金を獲得し、国際共同製作の枠組みで本作に取り組んだ。文化背景の異なる若手作家が手を取り合い、世界中の支援者に支えられて完成した映画だ。

ゲンボとタシの夢見るブータン」は、8月18日からポレポレ東中野ほか全国で公開。


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