藤あや子、フジコ・ヘミングの「チャリティコンサートしましょう」に歓喜
2018年6月6日 18:09

[映画.com ニュース]世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」の特別上映会とミニコンサートが6月6日、都内のホールで行われ、演歌歌手の藤あや子が祝福に駆け付けた。
ヘミングは聴力を失われるアクシデントに見舞われながらも、60代で世界に見いだされ、80代となった現在でも年間60本のコンサートを開催する精力ぶりで「魂のピアニスト」と称されている。映画はここ2年間に世界各地を駆け巡るヘミングの姿を小松莊一良監督が追い、ヘミングの素顔に迫った。
この日は、ショパンの「革命」やリストの「ラ・カンパネラ」など5曲を演奏。大ファンという藤は「フジコさんの音色は、天から降ってくる栄養剤のようで活力になります。同じ“フジ”で良かった」と感激の面持ちで語った。
さらに、「少女のようなかわいさがあって、常に恋をされている。今も恋をしていますか?」と質問。ヘミングは、「恋に恋しています。ろくな男には恋しません。繊細で優しい、ダンディな人じゃないとイヤ。だから、皆さんもおしゃれをして、安くてもできるから」とアドバイスを交えて語り、会場からは納得の吐息が漏れた。藤も、「常に女に生まれたことを意識していなければいけませんね」と納得顔だ。
司会者から共演を薦められると、藤は「それ、プッシュしてください。今日はそれをお願いしに来たんです」と熱烈ラブコール。ヘミングも「チャリティコンサートをしましょう」と応じ、藤を大喜びさせていた。
「フジコ・ヘミングの時間」は、6月16日から全国で順次公開される。
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