「夏のホラー秘宝まつり」今年のホラー秘宝ガールは“絶滅寸前アイドル”土許麻衣

「月蝕GISELLe21」は、旗揚げから30年にわたりアングラ演劇を続けている劇団「月蝕歌劇団」の世界観をもとに、2018年1月から活動を開始した新たなアイドルグループ。「絶滅寸前アイドル」をコンセプトに活動しているが、一般的な知名度はまだゼロに近い。昨年の「ホラー秘宝ガール」は、人気アイドルグループ「夢みるアドレセンス」のメンバーで、モデルや女優としても活躍する荻野可鈴が務めたが、一転して今年は無名のアイドルが「ホラー秘宝まつり」の顔となり、チラシや公式サイトを飾るスペシュルビジュアルに登場する。

また土許は、今年の「ホラー秘宝まつり」でプレミア上映が決まっている、新鋭・阪元裕吾監督の最新作「ファミリー・ウォーズ（仮題）」に主演することも決定。同作は、認知症の祖父が運転中に子どもをひいてしまい、その死体を持ち込んできたことから巻き起こる一家の崩壊と、周辺の人々との殺し合いを描くオリジナルのバイオレンス映画だ。

ホラー秘宝ガールおよび同作への主演抜てきについて、土許は「全くの無名の私がホラー秘宝まつりのイメージガールをやらせていただくのは本当に光栄でうれしく思ってます！　そして阪元監督の最新作ですが、他の共演者の方たちに飲まれないよう、最高の作品にすべく全力でぶつかっていこうと思います」と話している。

「夏のホラー秘宝まつり2018」は8月25日から、東京・キネカ大森、名古屋・シネマスコーレ、大阪・シアターセブンで開催。