R・リンクレイター最新作「30年後の同窓会」 S・カレルらのリハーサル風景公開
2018年5月31日 08:00

[映画.com ニュース] 名匠リチャード・リンクレイター最新作「30年後の同窓会」のメイキングカットが公開された。主人公を演じたスティーブ・カレルと共演のブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンが、リンクレイター監督と入念にリハーサルをする風景が切り取られている。
映画は、2005年に刊行されたダリル・ポニックサン氏の小説「Last Flag Flying」が原作。リンクレイター監督が12年間にわたりあたためてきた企画で、リンクレイター監督とポニックサン氏が共同で脚本を執筆した。
1年前に妻に先立たれ、2日前に遠い地で息子が戦死したドク(カレル)は、バーを営む酒浸りのサル(クランストン)と、破天荒だった過去を捨て牧師となったミューラー(フィッシュバーン)の2人の旧友を訪ね、息子の遺体を故郷に連れ帰る旅への同行を依頼する。30年前に起きたある事件をきっかけに人生が変わってしまった男たちが、旅を通して語り、笑い、悩みを打ち明けるなかで、人生に輝きを取り戻していく様子を描く。
リンクレイター監督は、自身が重要視しているリハーサルについて「ただ一緒に過ごし、互いを知ろうとするだけで素晴らしいこと。リハーサルは、脚本を読み合わせ、質問し、キャラクターの過去を探るといった演技エクササイズだけの場ではありません」と語り、「彼ら(キャスト)は全員、演じるキャラクターのリアリティを追求してくれた。だから俳優たちが出してくるアイデアをもとに、何度も脚本を書き直した」と明かしている。
カレルは、「リハーサルなんて長いことやっていなかったが、監督、ブライアン、ローレンス、そしてそのほかのキャストと一緒に机を囲んで本読みをするのはとても楽しかった」と述壊。クランストンは、「彼(リンクレイター監督)は、『こう言いたい? それともこっちのほう伝わる?』と俳優たちに尋ねてくれる。監督は、演じる役を自分で作り、現場でベストな形で演じることができる俳優を起用している」と、俳優として挑戦的な現場であったと話している。
「30年後の同窓会」は、6月8日から東京・TOHOシネマズシャンテほか、全国で公開。
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