吉岡里帆が新人ケースワーカー役に挑戦!「健康で文化的な最低限度の生活」ドラマ化
2018年5月14日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の吉岡里帆が、柏木ハルコ氏の人気漫画を原作としたカンテレ・フジテレビ系の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」に主演することがわかった。生活保護受給者を支援するケースワーカー・義経えみるを演じる吉岡は「この役は一対一でどこまで人の人生と真剣に向き合えるのかが肝です。根本的に本人の意識や信念がないと解決出来ないお仕事の物語で、私にとっても、えみる役は今までと違った新しい挑戦だと思っています」と意気込みを明かしている。
「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載中の同名漫画は、2015年度「このマンガがすごい!オトコ編」第10位を獲得し、累計発行部数50万部を超えるヒット作。安定を求めて公務員になったえみるが、何らかの事情で生活に困り、生活保護を受給している人々の“人生そのもの”と向き合い、自立への道筋を見つけ出していく物語が展開。22歳の新人ケースワーカーが、壁にぶつかり、喜び、悲しみ、時には怒りながらも、いつしか誰かの救いへとなるさまを描き出す。
カンテレ・フジテレビ系の連続ドラマ初主演となる吉岡は「夏にお届けするドラマなので、暑さに負けないようにパワフルな主人公を作っていけたらなと思います」と意欲十分。不器用だが情に厚く、ひたむきで一生懸命な性格のえみるについては「他人なのだけど、人ごととは思えない部分があったり、成長段階だからこそ、器用に立ち回れなくて、とにかくがむしゃらにぶつかっていくところ」に共感しているようで「人のために一生懸命になる、ということは私自身の人生においても、テーマとしていることなので、素敵な役を頂けて感謝しています」と思いの丈を述べている。
そして「この漫画を読むまでは、生活保護についてあまり知りませんでしたが、不正受給者のニュースがテレビで取り上げられるなど、社会問題であることが先にイメージとしてありました」と正直な思いを吐露。「今作のテーマは、他人と真剣に向き合うことがどれだけ大変で大切なのかという、人間関係の尊さというシンプルな事に尽きます」と説明すると「ドラマを見てくださった方が、何かをあきらめかけていたり、なかなか人生の一歩を踏み出せない時に、その一歩は恐いかもしれないけれど、大丈夫、その一歩が大切なのだと伝えられたらいいなと思います」と語っている。
また、井浦新がえみるを支える指導係で、心優しいが信念は強い先輩ケースワーカー・半田明伸役、田中圭が受給者やケースワーカーの甘えを許さず、常に冷静に厳しく判断する上司・京極大輝役で出演。第1話では、えみるがケースワーカーとして初めて深く関わることになる生活保護受給者・阿久沢正男役として、遠藤憲一が登場する。
「健康で文化的な最低限度の生活」は、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「民王」の本橋圭太が演出を務め、「毒島ゆり子のせきらら日記」「コウノドリ」の矢島弘一が脚本を担当する。7月からカンテレ・フジテレビ系で毎週火曜午後9時放送開始。
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