瑛太、子どもの頃の“いじめ”を告白も「罰が当たりました」
2018年5月14日 20:00
映画は、1997年に起きた神戸の連続児童殺傷事件をモデルにした薬丸岳氏の同名小説が原作。かつて殺人を犯した少年Aと心に傷を負った元ジャーナリストが出会い、真実が判明したことで起きる衝撃、それぞれの葛藤を描くことから、2人は少年犯罪を学んでいる学生と活発な議論を交わした。
元ジャーナリスト役の生田は、「映画が決まる前に小説を読んでいて、映像として残すべき作品だと考えていた。実際にオファーをいただき、この作品を世に送り出そうというスタッフ、キャストの覚悟、熱意を感じながら撮影した」と説明。元少年Aという難役に挑んだ瑛太は、「少年Aの手記を読んで、育った環境や衝動など全否定できない部分があった。演じる上では役を愛したいので、台本の中にある役に気持ちを乗せていった」と苦労を語った。
学生からの「かつて人を傷つけて後悔したことは?」という質問に、生田は表情をゆがませ「幼い頃、クラスの輪の中に入れない子に、なんで手を差し伸べなかったんだろうという思いはある。故意ではなく、知らず知らずのうちに悲しい思いをさせていたことはあるかもしれない」と神妙な面持ち。一方の瑛太は、「同じサッカーチームに僕よりうまい同級生がいて、その子に白髪が生えていたから石灰が付いているといういやがらせをしていたら、その1週間後に僕にも白髪が生え始めました。罰が当たったんです。白髪は今も染めています」と明かし、会場を和ませた。
学生への質問でも、瑛太は「瑛太と生田斗真、どっちが好きですか? 結果は分かっているけれど」と自虐を交えた直球を投げた。結果は意外!?にも瑛太の方が上回り、「斗真、ごめん」と謝りながらも、自身を好きな理由を聞くなどうれしさを隠し切れない様子だった。
「友罪は、5月25日から全国で公開される。
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