勝村政信×藤井隆×松井玲奈、劇場版「仮面ライダービルド」に参戦!
2018年5月9日 17:00
[映画.com ニュース] 平成仮面ライダーシリーズ第19作を映画化する「劇場版 仮面ライダービルド」のゲストキャストが発表され、勝村政信、藤井隆、松井玲奈が出演していることがわかった。「仮面ライダー」シリーズの映画初出演となる3人の役どころは、全員が元宇宙飛行士の都知事という個性的なキャラクター。大森敬仁プロデューサーは「敵なのか味方なのかは不明ですが、『ビルド誕生』に深く関わるミステリアスな役」と説明している。
火星からもたらされた未知のアイテム“パンドラボックス”の力により、東都、西都、北都と3つに分断されてしまった日本を舞台にした「仮面ライダービルド」。それぞれの国同士で戦争が起きるという斬新な展開が話題のテレビシリーズに対し、映画版では3つの国の対立で起きた“ライダーウォーズ”が終結した世界が描かれる。新政府の樹立によって東都、西都、北都には、これまでの首相に代わり、新たに都知事が着任。3つの都市が一丸となって国を支えていく体制に移行していくはずだったが、仮面ライダービルドこと桐生戦兎(犬飼貴丈)の前に新たな脅威が立ちはだかる。
東都の知事・伊能賢剛(いのう・けんご)を演じる勝村は「まさかこの年齢で、『仮面ライダービルド』とはかけ離れた私にオファーが来るとは思ってもおりませんでした。出演の話をまわりに話すと誰もが、『すげぇ!』と異口同音の反応をしておりました」と喜びを隠せない様子。「子供の頃に憧れた『仮面ライダーシリーズ』に参加させていただく名誉を、噛み締めて、丁寧に楽しんで演じさせていただきたいと思います」と意欲十分だ。
「『劇場版 仮面ライダービルド』にお声掛け頂けるとは夢にも思ってなく、ただただ光栄です」と胸中を吐露した藤井は、関西弁を話す西都の知事・郷原光臣(ごうばら・みつおみ)役に挑戦。「台本に言いたい『セリフ』が満載で撮影が楽しみです。スケールの大きい『仮面ライダービルド』の世界観に振り落とされないよう全力で戦いたいと思います!」と言葉に力を込めている。
「すごく好きな特撮、仮面ライダーに出られるということでびっくりしました」と特撮ファンを公言する松井。劇中で演じるのは、北都の知事・才賀涼香(さいが・りょうか)だ。「小さいお子さんも、一緒に見ている親御さんもみんなで応援できるところが仮面ライダーの魅力だと思います。初めての特撮の現場で、変身した仮面ライダーと一緒にお芝居をするかもしれないので、自分が今この作品で注げるものを全部注いで楽しんでいけたらいいなと思っています」とコメントを寄せている。
「劇場版 仮面ライダービルド」は、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」との2本立て上映。8月4日から全国公開。