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「non-no」モデルの山田愛奈が初単独主演 同郷の加藤綾佳監督と地元・新潟ロケの映画が公開

2018年4月28日 20:00

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居酒屋を舞台に女子高生の成長を描く
居酒屋を舞台に女子高生の成長を描く
(C)2018「いつも月夜に米の飯」製作委員会

[映画.com ニュース] 加藤綾佳監督の最新作で、「non-no」専属モデルの山田愛奈が初の単独主演を務めた映画「いつも月夜に米の飯」の公開が決まった。7月14日から新宿シネマカリテで開催される特集企画「カリコレ2018」(カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018)でプレミア上映された後、9月8日から同劇場ほかで順次公開される。

2015年に公開され、森川葵の出世作ともなった「おんなのこきらい」の加藤監督が手がけた今作は、小料理屋を切り盛りする母親が突如失踪し、代わりに店で働くこととなった高校生・千代里が、残された料理人アサダとともに、客との交流や、親子の確執、恋愛を通して成長していく姿を、舞台となる新潟ならではの酒や米を交えて描く。17年公開の映画「最低。」で本格的に女優業をスタートさせた山田が主人公の千代里を演じ、加藤監督や山田にとって地元でもある新潟県でオールロケが敢行された。

加藤監督は、地元・新潟で映画を撮るという企画とともに、「おにぎりが好きな子」と同郷の山田を紹介され、その翌日には主人公・千代里のキャラクターと物語の内容が浮かんだという。そうした生まれた今作について、「山田愛奈さんや自分が生まれ育った地元で撮影した、愛しくて不器用なひとたちの、甘かったり、しょっぱかったりな、味わい豊かな映画です。ぜひたくさんの皆様に、ご賞味いただけたら幸いです」と話している。

地元ロケと初の単独主演作で「特別な思いがたくさん詰まった作品で何から話せばいいか分かりませんがとにかく愛情をたっぷり注ぎました」という山田は、「空気感が懐かしく感じたのも地元で撮っていたからなのでしょうか。千代里と重なる自分と自分と重なる千代里。とっても苦しくてとってもキラキラしたそんな人生の一部ではありますが私は彼女を演じ終えてすごく幸せです」と感慨深い様子のコメントを寄せている。

共演は、千代里と生活をともにする料理人アサダ役に和田聰宏、千代里の母親役に高橋由美子、幼なじみ役に渡辺佑太朗。常連客役で角替和枝小倉一郎、MEGUMI、森下能幸らが脇を固める。

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