シュワ息子“日本愛”にじませ再来日誓う「I'll be back!」
2018年4月19日 21:30

[映画.com ニュース]アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが4月19日、東京・新宿ピカデリーで開催された、初主演映画「ミッドナイト・サン タイヨウのうた」のジャパンプレミアに出席した。17日に来日したというパトリック。日本を訪れるのは3度目だが、映画PRのために来日するのは初めてであることを明かし「だから今回(の来日)は特別です」「皆さんが今日ここに来てくださったことを嬉しく思います」と呼びかけた。
本作は、シンガーソングライターのYUIと塚本高史が出演した2006年の日本映画「タイヨウのうた」をハリウッドでリメイクしたラブストーリー。日光にあたることができない“XP”という難病を抱える17歳の少女・ケイティ(ベラ・ソーン)の唯一の楽しみは、毎夜ギターを片手に駅前まで行き、通行人を相手に歌うこと。そんなある日、ケイティは怪我によって夢を諦めてしまった水泳部のチャーリー(パトリック)と運命的な出会いを果たす。
「出演するにあたり、お父さんからアドバイスはあったか?」と問われたパトリックは、「僕は父の息子であるけれども、彼の弟子というか学生でもある。学ぶところがいろいろあります」と、父アーノルド・シュワルツェネッガーとの関係を説明。そのうえで、「ビジネス面でも俳優業においても、父がいつも言っているのは『やりたいことに向かって突き進む。目標を定めて、そのために日々精進する』ということです。まずゴールを設定して、夢を大きく持って、そのために努力することが大事。他の人に『無理だ』と言われても諦めずにその道に向かっていくことが大切だと、父はいつも言ってくれています」と明かした。
「日本の印象」を聞かれると、「前回同様、今回も楽しいです」と述べ、「今回は仕事で来ているので、また新しい発見があってワクワクしています」とニッコリ。さらに、「2年前に日本に来た時は、京都を訪れました。本当に美しい街で、自転車で街中をまわりました。新幹線に乗って京都に行ったのも楽しい思い出です」と振り返った。
またイベント中は、終始ファンサービスを欠かさず、書道に挑戦するコーナーでは、完成した作品をファンにプレゼントすることを提案。フォトセッションの際にも、観客ひとりひとりと握手を交わし、サインと握手を求めるファンに囲まれる一幕もあった。それでも「皆さんありがとうございます。皆さんが応援してくださることが嬉しいです。皆さんを愛しています。日本が大好きです。また東京に戻ってきたいです」とにこやかにアピールを続ける。「また日本にいらしていただけますか?」と言葉をかけられると、満面の笑顔で「I'll be back!」。父アーノルド・シュワルツェネッガーの決めゼリフを借りて、再来日を誓っていた。
スコット・スピアー監督がメガホンをとった「ミッドナイト・サン タイヨウのうた」は、5月11日から全国公開。
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