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少女の“伝えたい”思いが加速――「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」ビジュアル&予告

2018年4月19日 06:00

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原作は、押見修造の実体験漫画
原作は、押見修造の実体験漫画
(C)押見修造/太田出版 (C)2017「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」製作委員会

[映画.com ニュース]漫画家・押見修造氏が実体験を基に描いたコミックを、南沙良蒔田彩珠の主演で実写映画化した「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の新ビジュアルと予告編が公開された。

林海象押井守のもとで助監督として活躍した湯浅弘章監督が長編商業映画デビューを果たし、「百円の恋」の足立紳が脚本を執筆した青春ドラマ。上手く言葉を話せないことに引け目を感じ、周囲となじめずにいる高校1年生・志乃(南)と、音楽好きだが音痴な同級生・加代(蒔田)が出会い、バンド結成をきっかけにコンプレックスや自分のあるべき姿に向き合っていくさまをつづる。

新ビジュアルは、志乃と加代が笑顔で自転車に乗る場面を切り取っている。ギターケースを背負った志乃のそばには、「伝わらなくてもいい。伝えたいと思った――」という言葉が配され、志乃の不器用な思いが表現されている。予告編も、青春期真っ只中の志乃と加代を活写。また主演2人が猛練習を積んで挑んだという「あの素晴らしい愛をもう一度」の歌唱&演奏シーンも収録されている。

なお本作は、厚生労働省から社会保障審議会児童福祉文化財に指定され、教育に携わる者が見るべき作品としても推薦されている。「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は、7月14日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。


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