毎熊克哉「私の奴隷になりなさい」第2&3章で女性たちを調教する“ご主人様”に!
2018年4月14日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の毎熊克哉が、壇蜜の出世作となった映画「私の奴隷になりなさい」の続編「ご主人様と呼ばせてください 私の奴隷になりなさい・第2章」「おまえ次第 私の奴隷になりなさい・第3章」に参加していることがわかった。各章のヒロインとともにダブル主演を務め、女性たちを調教し支配する“ご主人様”を演じる。
単館上映ながら興行収入2000万円を突破、フルヌードに挑んだ壇蜜の名を世に知らしめた「私の奴隷になりなさい」。原作はサタミシュウ氏による3部作の小説シリーズで、調教を軸とした性愛、ご主人様と奴隷の“支配と隷属”が人を成長させるというテーマを繰り返し描いてきた。
「ご主人様と呼ばせてください 私の奴隷になりなさい・第2章」では、にっかつロマンポルノの大スター・寺島まゆみの実娘である行平あい佳がヒロインの人妻・明乃役に挑戦する。「おまえ次第 私の奴隷になりなさい・第3章」のヒロインは未発表だが、毎熊は両作で何人もの女性を奴隷として調教するSM関係の“ご主人様”目黒役を熱演。劇中の半分近くは裸で登場するという体当たりの役柄を演じきった。
小路紘史監督作「ケンとカズ」での演技が高く評価され、第71回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞、おおさかシネマフェスティバル2017新人男優賞を受賞した毎熊。本作の撮影を振り返り「素敵な女性達と共に性愛にのめりこんだ日々は、肉体的にも精神的にもエネルギーを奪われましたが、その代わりに役者として男として成長できる糧をたくさん頂きました」と告白。「城定(秀夫)監督に身を委ねて、映してはいけないような表情や生々しく映っているのではないかと思います。泥沼にはまっていく男の姿を、艶やかしくなっていく女の姿を、是非大きいスクリーンで見て下さい!」と言葉に力を込めている。
「毎熊さんはこれまでの役から剣呑なイメージが先行していますが、実はちょっと気弱いところも十分出せる役者さん」と説明する小林剛プロデューサーは「女性たちを調教、コントロールしているように見えて、実は女性たちに翻弄されている。そんな今回の役を、尖った印象の毎熊さんだからこそ面白く感情移入して見られるでのはないか、そんな思惑で出演をお願いしました」とオファーの理由を明かす。そして、1日に何人もの女性たちとベッドシーンを演じた毎熊に対して「主人公・目黒の性の旅路は、そのまま俳優・毎熊克哉の女優たちとの真剣勝負の旅路でもあり、スクリーンに牡(オス)としての業を見事に焼き付けてくれたと思っています」とコメントを寄せている。
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