中村悠一、子安武人に寿司おごらせる 「パシフィック・リム」続編アフレコで豪華ランチ
2018年4月13日 21:00

[映画.com ニュース] 世界的ヒットを記録したSFアクション大作「パシフィック・リム」の続編である「パシフィック・リム アップライジング」が4月13日、全国605スクリーンで公開初日を迎え、日本語版声優を務めた中村悠一、早見沙織、森なな子、石川界人が東京・TOHOシネマズ日比谷での舞台挨拶に出席した。
前作から10年後を舞台に、進化した兵器“イェーガー”と巨大生命体“KAIJU”の激闘をダイナミックに描く。主人公ジェイク(ジョン・ボイエガ)役の中村は、役作りを「ボイエガさんの声はすごく低く太いので、寄せようとすると無理があるから、自由にやらせていただこうと思った。字幕版とは音声的な表現は違うかなと思います。代わりにニュアンスは寄せているつもりです」と明かす。
アフレコは1日がかりで行われたそうで、中村は「しんどかったですね。後半怒涛なので、『つらいな』『大きい声いっぱい出すんだな』と思いながら(笑)」と吐露。それでも、「収録は楽しかったです」といい、「お昼ごはんは(共演した)小野(大輔)さんと子安(武人)さんと寿司を食べに行きました。子安さんにおごらせました(笑)」と愉快げに振り返っていた。
さらに、屈強な肉体を誇るロシア人訓練生イリヤ役の石川は「中村さんが覚えているかわからないですが、実は前作を、一緒に見に行ってるんですよ」と告白。キョトンとした表情を浮かべた中村は「忙しいですからね、僕も。いろんなことを忘れちゃうんです」ととぼけつつ、「(石川と)仲は良いですよ」とフォローを入れていた。
また、登壇陣に「イェーガーに乗って世界を救うため、ドリフト(2人1組のパイロットが意識を共有して同乗する)してみたい人は?」と質問が。美しきロシア人訓練生ヴィク役の森が「早見さん。いろんな作品でご一緒させていただいて、突然アドリブで合わせるセリフを、リハ無しでやらせてもらったりするんですよ」と述べると、天才少女アマーラ役の早見も「なな子さんと合わせるとき、基本『せーの』無しなんです。パッと出た言葉がぶっつけ本番で合ったり、昔から多いんです。世界を救える気になってきました」と声を弾ませ、ペアを成立させた。
一方で石川は「僕は1人で乗ります。ヒーローは1人でいい」と毅然とした表情で回答。残る中村は「この中(登壇陣)から選ばないといけないの?」と困惑顔で、これに石川は「そうですよ。先生が『2人1組作って』と言っていますよ」と、自分を選ぶように促した。しかし中村は「古谷徹さんかな。僕の世代のヒーローですから」と答え、フラれた形の石川は「別に、いいし……」といじけていた。
なおこの日は、数々のロボットアニメでメカニックデザインを手がけた大張正己氏による、イェーガーを描いた特製イラストも披露。イラストは抽選で1人の観客にプレゼントされ、中村は「オークションに行かないことを願う」とつぶやいていた。
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