ビートたけし「オフィス北野」独立後の心境を吐露 「“新しい1歩”頑張っています」
2018年4月3日 18:00

[映画.com ニュース] ビートたけしが4月3日、東京・渋谷のヒカリエホールで行われた缶コーヒー「WONDA」の2018年ブランド戦略発表会に出席した。
CMは「ワンダ モーニングショット」「ワンダ 金の微糖」ともリニューアルされ、あす4日からオンエア。「モーニングショット」は「キリッとスタート二人前」編、「金の微糖」は「ギュッと凝縮二人前」編となる。また、部長役のたけしの部下に劇団ひとり、「ハライチ」の澤部佑に続き、新たに「オードリー」の春日俊彰が加わり、「ギュッと凝縮二人前」編に出演することが決定した。
2018年の「WONDA」のブランドコンセプト「人生楽しんだモン勝ちだ!」にちなみ、「人生を楽しむ秘訣は?」と問われたたけしは「人生は楽しいことばかりがあるわけじゃない。苦しいことが“生きている証”だと思えば、人生は楽しめるはず」と回答。続けざまに「オフィス北野」からの退社、独立の話題に触れ「明日の新聞は全面的に『たけし、心境を語る!』という見出しに」と報道陣に提案していた。
そして「魚はいつも泳いでますね? 人間は泳いでいる人を見ていると『努力しているね』と言うんです。でも、魚にはそうは言わない。『一生懸命働いてるね』と言われるようじゃ、まだダメ。普通にやっていることが、皆からも普通に見えるけど、その仕事自体は充実してなくてはいけないと思う。そのくらいの気構えでやった方が、仕事は面白い」と熱弁。「一生懸命やっていることを、皆にわからせるというわざとらしい行為はよくない」と補足すると、「私も今月から“新しい1歩”を頑張っております。ぜひ仕事をください」と茶目っ気たっぷりに話し、場内の笑いを誘っていた。
「落ち込んだ時の気晴らし」を題材にしたトークが展開されると「俺はけっこう楽しんじゃう方だからね」とたけし。「100メートルを30秒で走れる奴と、9秒で走れる奴、今の風潮で偉いとされているのは、9秒の奴。人生何10年というけど、それ以上に激しく動いた方がいいんじゃないのと思う。ちょっと嫌なことがあると、急に仕事がしたくなる。たまに書いた本のなかで、嫌なやつの悪口を書いちゃうこともあるけどね(笑)」と答えた。
社会に飛び出す人々への応援メッセージを求められると「会社に入ったら、まず人間関係をよく見ること。『こいつにはついていったらいけない』『こいつは出世する』と動向を見定めて、忠実な会社員となり、いきなりそいつらを裏切る。下剋上の世の中を想定して生きていってほしい」と“舌好調”。「なんかあったんですか?(笑)」とひとりからツッコまれると「一番裏切るやつは、一番よく働くやつですからね。俺みたいに自分の会社を辞めて、怒られるのも珍しいんだけどね。自分が作った会社を出ていって、なんで文句言われなきゃいけないんだ。未だによくわかんねぇんだよな~」とぼやき節全開だった。
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