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独裁国家でのライブ開催は問題山積み!「北朝鮮をロックした日」日本版予告編入手

2018年3月30日 17:00

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演奏機材没収などのトラブルが続発!
演奏機材没収などのトラブルが続発!
(C)VFS FILMS / TRAAVIK.INFO 2016

[映画.com ニュース] 北朝鮮政府から招かれたロックバンド「ライバッハ」を追ったドキュメンタリー「北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ」の日本版予告編を、映画.comが先行入手した。

スロベニア(旧ユーゴスラビア)出身でカルトな人気を誇るバンド「ライバッハ」が北朝鮮政府に初めて招待された初の海外ミュージシャンとして、日本の植民地支配から解放されたことを祝う「祖国解放記念日」にライブを行うまでを追う。想定通りの混沌極めるアクシデントが続出するさま、平壌市民の反応など貴重な映像を収めている。

予告編の冒頭では、「ライバッハ」がナチスを思わせるルックスで「我々の要求は熱狂である!」と高らかに宣言。過激なパフォーマンスで“取り扱い注意”とされている「ライバッハ」だが、北朝鮮からのオファーには「『なんで俺達が!?』と思ったよ」と驚くばかりだ。そして「革命を起こしてやるよ」と意気揚々と現地に乗り込んだ彼らに、次々とトラブルが見舞う。

「検閲に通す」という理由で機材は没収、国内最高の場所とうたわれるコンサート会場の電源は不足し、さらに「練習が長過ぎるからリハは一回までだ」と言い渡されてしまう「ライバッハ」。「最悪だ」「意味がわかんねえ」と呆れ返る一方で、「国や政府で差別しない」「音楽を通せば我々は理解し合えるはず」という信念を貫き、ライブを成功へと導こうと奮闘するさまを映し出す。

北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ」は、6月下旬から東京のシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。


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