コミック「キャプテン・アメリカ」をタナハシ・コーツが執筆
2018年3月29日 17:00

[映画.com ニュース] マーベル・コミックが、ヒーローシリーズを刷新する「フレッシュ・スタート」戦略の一環として、新「キャプテン・アメリカ」シリーズに米作家タナハシ・コーツをライターとして迎えることがわかった。
コーツは、父から息子への手紙という形でアメリカの人種差別問題を描いた「世界と僕のあいだに」(2015)がベストセラーとなり、同書で全米図書賞を受賞、ピュリッツァー賞ファイナリストに選出された。
コーツはすでに、マーベルのコミック「ブラックパンサー」シリーズを執筆しているが、このほど米アトランティック誌に寄稿したエッセイで、新たにコミック「キャプテン・アメリカ」シリーズを執筆することを発表した。コーツは、「リンカーン的な楽観思想を具現化した『キャプテン・アメリカ』に疑問を持った。一体誰がこの夢を共有できるのか」と語り、「自分の言葉を教訓のように『キャプテン・アメリカ』に投入したいわけではなく、私の中に『キャプテン・アメリカ』の言葉を吸収したいと思っている。もう聞き飽きたスピーチを回避して、新たな地平を開拓できる可能性に興奮している」と抱負を明かしている。
イラストはレイニル・フランシス・ユー、表紙はアレックス・ロスが手がける。コーツがライターを務めるコミック「キャプテン・アメリカ」は、7月にリリースされる予定。
コーツは、現在全米大ヒット中の映画「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督が抱える新作「Wrong Answer(原題)」の脚本を執筆している。同作は、クーグラー監督と4度目のタッグとなるマイケル・B・ジョーダンが主演する。
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