「グレイテスト・ショーマン」、米興行で「タイタニック」並みのロングランヒット
2018年3月25日 19:30
[映画.com ニュース]昨年12月20日に全米公開された「グレイテスト・ショーマン」が、アメリカの映画業界史上に残るロングランヒットを続けていると、エンターテイメント・ウィークリー誌が報じた。
同作のオープニング成績は880万ドルと、大作映画としては致命的なスタートを切ったものの、通常は大きくダウンする第2週に1500万ドルにアップ。その後も好成績を維持し、累計は1億6000万ドルを突破した。ミュージカル映画としては「ラ・ラ・ランド」「レ・ミゼラブル」「マンマ・ミーア」などを超えるヒットとなっている。
ハリウッドでは、興行成績はオープニング成績の3倍程度に収まるのが常だといわれているが、「グレイテスト・ショーマン」は約18倍もの伸びを記録。これはオープニング成績2880万ドルとつまずきながらも、最終的に21倍の6億ドルに到達した「タイタニック」を彷彿させるという。ただし、クチコミを呼んでロングランヒットを続ける作品の場合、アカデミー賞を受賞するなど批評家の高い評価を伴うのが常だが、「グレイテスト・ショーマン」は米映画批評サイトRotten Tomatoesで高評価を得ているわけではないため、その理由がわからないとしている。