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第22回手塚治虫文化賞「ゴールデンカムイ」「蒼き鋼のアルペジオ」など10作品がマンガ大賞候補

2018年3月25日 11:30

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受賞作発表は4月下旬
受賞作発表は4月下旬

[映画.com ニュース] 朝日新聞社が主催する第22回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」の最終候補に残った10作品が発表された。

2013年に「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」としてフル3DCGテレビアニメ化され話題となったArk Performance氏の「蒼き鋼のアルペジオ」(少年画報社刊)、16年に原作が完結し、10年には新房昭之監督がテレビアニメ化を手がけている石黒正数氏の「それでも町は廻っている」(少年画報社刊)、4月からテレビアニメの放送がスタートする野田サトル氏の和風ウェスタン活劇「ゴールデンカムイ」(集英社)といった、アニメファンにとってはおなじみのタイトルがラインナップ。このうち「ゴールデンカムイ」は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で知られる漫画家の秋本治氏を筆頭とした8人の社外選考委員による投票と、書店員やマンガ関係者による推薦で第1位を獲得してのノミネートとなった。

そのほか、田中圭一氏の「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」(KADOKAWA刊)、田辺剛氏の「狂気の山脈にて」(KADOKAWA刊)、おざわゆき氏の「傘寿まり子」(講談社刊)、鳥飼茜氏の「先生の白い嘘」(講談社刊)、石塚真一氏の「BLUE GIANT」(小学館刊)、白井カイウ氏(原作)と出水ぽすか氏(漫画)による「約束のネバーランド」(集英社刊)に加え、LF・ボレ氏(原作)、フィリップ・ニクルー氏(漫画)、原正人氏(訳)による、地下鉄サリン事件を描いたバンド・デシネ(フランス漫画)「MATSUMOTO」(G-NOVELS/誠文堂新光社刊)が選考対象となっている。結果は4月下旬に朝日新聞の紙上で発表され、6月7日に贈呈式が行われる。

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