レッドメイン、カンバーバッチら、故スティーブン・ホーキング博士を追悼
2018年3月16日 11:00
[映画.com ニュース] イギリスの物理学者スティーブン・ホーキング博士が76歳で死去したことを受け、縁のあるセレブリティが相次いで追悼コメントを発表していると、エンターテイメント・ウィークリー誌が報じた。
ホーキング博士といえば、ブラックホールや相対性理論に関する画期的な研究で知られる一方、全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘いつづけた車椅子の天才学者として知られる。3月14日、映画やテレビ界のセレブが相次いで追悼の意を表明した。
「博士と彼女のセオリー」でホーキング博士役を演じ、アカデミー賞を受賞したエディ・レッドメインは、「真に美しい心を持ち、科学者として偉大な才能を持つばかりか、これまで会ったなかでもっともファニーだった人物を失った」とコメント。また、同作で元妻ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズは、「もっとも絶望的な状況でも笑いを見いだし、未知の出来事のなかに希望を見いだすことができた偉大な人物でした」と称えた。
また、英BBC制作のテレビ映画「ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング」(04)で主演を果たしたカンバーバッチは、「著書とそのプロモーションで偉大な仕事をこなした人と知り合うことができて光栄でした」と発言。ホーキング博士が頻繁に出演していた米人気テレビドラマ「ビッグバン・セオリー/ギークなぼくらの恋愛法則」のジョニー・ガレッキも、「その高すぎる知性だけでなく、あなたのユーモアセンスが恋しくなると思う」と思い出を語っている。