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来日したリュック・ベッソン、ネタ全開のゆりやんに“笑撃”「彼女はエイリアン」

2018年3月14日 12:00

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日本語吹き替え版のボイスキャストも登場
日本語吹き替え版のボイスキャストも登場

[映画.com ニュース] リュック・ベッソン監督が、最新作「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」を引っ下げて来日。3月13日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われたジャパンプレミアに参加した。会場には、日本語吹き替え版でボイスキャストを務めた「THE ALFEE」(坂崎幸之助桜井賢高見沢俊彦)と、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァも駆けつけた。

西暦2740年、宇宙の平和を守る連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)と相棒のローレリーヌ(カーラ・デルビーニュ)が、銀河の危機を救うために大冒険を繰り広げるさまを描く。THE ALFEEは情報屋のエイリアントリオ「ドーガン=ダギーズ」、ゆりやんはリアーナ演じる踊り子バブルの声を担当している。

開口一番「どうもありがとう!」と日本語で挨拶したベッソン監督は、「初めて来日してからは30年以上経つ。また30年後、車いすに乗ってでも来日するよ!」と陽気に盛り上げた。さらに「本作は、完成までに4年かかっている。今日ここに、プロデューサーであり僕の妻が来ているんだ。彼女なしでは本作は完成させられなかった」とビルジニー・ベッソン=シラを紹介し、会場は温かな拍手に包まれた。

本作は、ベッソン監督が幼少期からファンだったというフランスの伝説的コミックの実写化企画。上映を前に、「『大人になったら何になりたい?』と聞かれた10歳の子が、『宇宙飛行士!』と答えたとする。でも彼が18歳になると(夢を語る前に)『もしかしたら』が付き、大人になったときには『バカだったよね、宇宙飛行士になりたいと思っていたんだ』と言うようになってしまう。でも、実際に宇宙飛行士になれた少年もいたんだ」と夢を持ち続けることの大切さを訴え、「今日は皆さん1人ひとりに、2740年の世界で宇宙飛行士になってもらいます!」と冒険心に満ちた本作をアピールした。

劇中のバブルをイメージしたゆりやんに対しては、「リアーナそっくりだよね。特に帽子が」とボケを繰り出し、ゆりやんをズッコケさせたベッソン監督。だが、トークのほとんどに持ちネタを挟んでくるゆりやんに次第に困惑の表情を浮かべ、しまいには「彼女は本物のエイリアン……」とお手上げ状態だった。

THE ALFEEの仕事ぶりについては、すごくよかったよ! 世界中の吹き替えの中で、最高なのは2つ。1つは日本、もう1つはイタリアだ」とお墨付きを与え、続編の可能性を問われると「原作が29巻あるからね。ちなみに、ドーガン=ダギーズはほとんどに出ているよ」と語り、THE ALFEEを喜ばせていた。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は、3月30日から全国公開。

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