井浦新&成田凌「ニワトリ★スター」で“映画デート”を約束「2人で見に行こうよ」
2018年3月13日 04:00
[映画.com ニュース] 井浦新と成田凌が3月12日、東京・渋谷PLUGで行われた「ニワトリ★スター」の公開直前対談イベントに出席した。メガホンをとったかなた狼監督も参加した同イベントの様子は「LINE LIVE」で生配信され、井浦と成田は視聴者とリアルタイムで交流。2人は、どんどんと増え続ける視聴者数やコメントに「すごい数!」と喜びを爆発させていた。
くたびれた大麻の売人・草太(井浦)と全身タトゥーの赤髪モヒカン男・楽人(成田)は、自由気ままな共同生活を送っていたが、楽人がシングルマザーの月海(紗羅マリー)と生きていくと決意したことを機に、気楽な日々は一変。ヤクザの魔の手が忍び寄り、予測不能な事態に巻き込まれていく。
MCから「互いのキャラクターを説明してほしい」と質問された井浦が、「楽人は無鉄砲で怖いもの知らずで危うさがある。そのキモとなる危うさっていうのを凌はあらわしていた」と語ると、成田は「映画が公開したらお互いの役のことを話そうとしていたんです。あんまり言うと泣いちゃう」と胸中を吐露。そして「井浦新として会うと、良い意味で距離感を感じている」「最後まで見ると、草太って人がわかるんだよなあ。難しいなあ、草太の説明って」と悩みながら「まだなんとなく客観的に見れなかったりするんですよ。初日が過ぎたら、新さんと見に行こうかな」と“映画デート”を提案。その言葉を受けた井浦は願ってもない申し出に「2人で見に行こうよ」と顔をほころばせていた。
「楽人の好きなタトゥーは何?」には「首元の星マークももちろん大事なんですけど、アナーキーを表すAのマーク。これは必ず入れてほしいと言ったんです」(成田)と切り返し、「好きな関西弁は?」には「『かまへん、かまへん』。あとは『せやで』。東京言葉になると、『そうだよ』になるけど『せやで』はなんか優しいんだよね。包まれる感覚」(井浦)と視聴者に回答した2人。「親友の定義」に関しては「無条件に大好きであること。それだけでいいんじゃないかな」(成田)、「この映画でも監督がその部分をしっかりと描いていると思う。どうすることもできない時、何を語るでもなく、傍に居てくれる、居てあげられる人。友達を超えてしまっている関係じゃないかな」(井浦)と語っていた。
クランクイン前、役作りのため10日間の同居生活を送っていた井浦と成田。先に入居していたのは井浦だったようで、成田は「既に自分のスペースが完全にできていて、さすがだなと思いました。ある種プレッシャーでしたね(笑)。でも僕はそんなことには負けず、部屋をぐっちゃぐっちゃにしましたよ」と述懐した。一方、井浦はその共同生活を経て「凌は何かが嫌だなというのは本当に感じないタイプだった」と告白。「知らないことは知らないとちゃんと言う人。(役作りのための)2人きりの共同生活はほとんど経験したことがなかったからどうなることかと思っていたけど、なんのストレスもなかったです」と充実の日々を送っていたようだ。
「ニワトリ★スター」は、3月17日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、3月24日から大阪のシネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋ほか全国順次公開。