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小松菜奈、ジャズでつながる友情と恋 知念侑李&中川大志と昭和の青春を体現

2018年3月11日 11:00

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昭和の女子高生を演じた小松菜奈
昭和の女子高生を演じた小松菜奈

[映画.com ニュース] ジャズに魅了された高校生たちの青春を描き、2012年にはノイタミナでテレビアニメ化もされた小玉ユキの同名人気漫画を、「Hey! Say! JUMP」の知念侑李主演、中川大志小松菜奈の共演で「ホットロード」など数々の漫画原作映画を手がける三木孝浩監督が実写化した「坂道のアポロン」が公開される。映画は、転校生の薫(知念)と不良の千太郎(中川)がジャズを通して友情を深めていくさまを活写し、ノスタルジックな優しさと青春のほろ苦さを感じさせるドラマに仕上がった。千太郎の幼なじみで、薫が恋心を抱く律子を演じた小松菜奈が、長崎・佐世保での撮影を振り返った。(取材・文/編集部 撮影/余澄)

内気な転校生の薫と札付きの不良の千太郎の友情を、いつも優しい眼差しで見守る律子。3人の関係性と空気感をなにより大事に演じたという。「千太郎と律子が幼なじみだからこその感じ、お互い心を許しあっているふたりの間の空気をちゃんと伝えたいなと原作を読んで思いました。そして、お客さんには、3人一緒にいるのを見るのが愛おしいな、いい関係性だなと思ってもらえたらと。(役作りで)戸惑ったことは三木監督に相談しながら、素朴さ、穏やかさ、元気さを大事に、みんながで見ていて安心できるような律ちゃんでいたいと思ったんです」

これまでも人気漫画が原作のヒロインを演じてきた小松は、「原作ものを演じるときにはいつもプレッシャーがある」と明かす。「原作のファンの方は、この人に演じてほしいとか、いろんな思いがあると思うんです。原作のキャラクターに寄せるようにすると同時に、置かれた環境の中で、自分が感じたことは大事にしていきたいと思っています。現場で起こる化学反応みたいなことがすごく楽しいんです。マンガの絵はあるけれど、それをいい意味で裏切れるような形で作っていきたい。もちろん、その役に対してどうアプローチをしていこうかというのは考えますし、いつも悩んでいるので、監督や周りの人に恥ずかしがらずに相談して、もっと素直に気持ちを出して演じていきたいです」

共演した知念と中川については、ふたりの仲の良さを「ずっとイチャイチャしてる(笑)」ようだと例える。「薫と千太郎のふたりがくっついちゃうんじゃないかなっていう距離の近さとか、その関係性がすごく素敵でした。ふたりにはもともとの仲の良さと信頼関係があってそれがお芝居とジャズでつながっていって。目線をアドリブで交わしたりするのを現場で見ていて、ふたりは本当に通じ合っているんだな……って学園祭のシーンなど自然に涙が出てくるような瞬間がたくさんありました」

一方、律子としてどのようにふたりの間に入っていくかが課題だった。「最初はどうすればその輪に入れるかな?って戸惑っていたんですけど、ふたりを後ろから見ていて、その関係性にいい意味で嫉妬したり、ほほえましく見ているのが、律っちゃんなのかなって思いました。3人ではしゃぐ海のシーンでは距離をつめるべきだなと思って、本当に心から楽しく水遊びをしたり、3人でボールで遊んだり、話したり、肩車したりして。そういう雰囲気を切り取って撮影していただいて、ありがたかったです。そこから自然な形でぐっとふたりに近づけていったと思います」

現場での空き時間では、役柄さながらにキャスト同士の友情を深めることができたそう。「街灯の下でUNOをしたり、花火をしたり、本当の青春時代を味わっている感じでした。撮影のときも、スタッフさんもみんなでひとつの方向を見ている、熱量のある現場で。みんな同じところで感動して、みんなで涙を流して山を乗り越えていく、愛に包まれている現場でした。三木監督が笑顔でそういう空気を作ってくれる安心感と、全員に向き合ってくれる優しさも映画に表れていると思います」

昭和に青春時代を送った高校生を、伸びやかな演技で見事に体現した3人。魅力的なキャラクターひとりひとりの成長ぶりをぜひスクリーンで見届けてほしい。

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