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「15時17分、パリ行き」イーストウッド監督のロングインタビュー公開!独自の演出術明かす

2018年3月10日 10:00

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87歳にして一線を走り続ける
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(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督が、2015年に起こったタリス銃乱射事件を題材にした「15時17分、パリ行き」(公開中)について語ったインタビュー映像が、公開された。

映像では、約6分半にわたってイーストウッド監督が作品の舞台裏を解説している。実際に事件に遭遇し、本作で自分自身を演じたアンソニー・サドラースペンサー・ストーンアレク・スカラトスとの出会いに触れ、「彼らは3人で1つなんだ。だから本作は、友情についての興味深い物語でもあるね」と語っている。

演技未経験の3人を演出するに当たっては、「私はただそこに座って、みんながリラックスして考えすぎないようにしていただけだったよ。どう進めていくかは考えたけれど、緊張した雰囲気や会話は好きじゃないんだ。だからみんなが普段通りにできるように心がけたよ。無駄に緊張させたり、号令をかけてみんなに命令するような感じではなかったね」と秘けつを明かす。「カメラを回したまま、『この話をしよう』『こうしてみよう』なんて言うこともあったね。長年の経験からの知恵だよ」。

本作では、イスラム過激派の男が高速鉄道内で自動小銃を発砲し、乗客554人の命を危険にさらすさまがスリリングに描かれている。「もし自分がその場にいたら?」と問われたイーストウッド監督は「座席の下に隠れただろうね(笑)」と語りつつ、「想像もできないよ。誰もそんなことが起こるとは……何が起こるかなんてわからない」とかみ締めるように語っている。

ハドソン川の奇跡」に続き本作と、作品ごとに大胆な実験を行い、観客を驚かせているが、本人は「ただ作品作りを行っているだけ。観客がどう思うかなんて想像できない。作品は作品でしかないからね。あとは気に入ってもらったら幸いだよ」とおごることなく謙虚さをのぞかせている。

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