ひらがなの擬人化キャラ描く「ひらがな男子」映画化 バカリズムが劇場アニメの脚本初挑戦
2018年3月8日 18:30

[映画.com ニュース] お笑い芸人のバカリズムが、「劇場版 ひらがな男子 序」でアニメ映画の脚本に初挑戦することがわかった。
“ひらがな男子”は、2次元キャラクターの育成がコンセプトのバラエティ番組「アイキャラ3」内で、司会を務めるバカリズムの発案によって生み出されたキャラクター。「あ」「う」といった“ひらがな”を擬人化したイケメン男子たちで、コミカライズも決定しており、彼らが登場するアプリゲーム「いつらのこゑ」は20万ダウンロードを超える人気作となっている。「劇場版 ひらがな男子 序」では、世界から文字が消えた時代の日本を舞台に、ひらがなの「あ」が、相棒のイノシシ・あんことともに仲間の“ひらがな男子”たちを探す冒険の旅に出る。
メインキャストは、主人公の「あ」を「進撃の巨人」「七つの大罪」の梶裕貴、うり坊を天野七瑠が担当する。そのほか、「ぬ」を杉田智和、「た」を鈴木達央、「ね」を緒方恵美、「ば」を下野紘、「う」を市川太一、「の」を矢野奨吾が演じ、農夫役として藤原啓治も出演する。
スタッフは、監督に「BEATLESS」の水島精二を迎え、キャラクターデザインを「けいおん!」の堀口悠紀子、アニメーション制作を「アイキャラ」に制作協力として携わるディレクションズが行う。挿入歌として、ロックバンド「MAN WITH A MISSION」のデビューアルバム「WELCOME TO THE NEWWORLD」に収録された「DON'T LOSE YOURSELF」が提供されることも決定している。
3月16日には東京・TOHOシネマズ新宿で、同作のプレミア上映が行われる。「アイキャラ3」の司会を務めるバカリズム、小出祐介(Base Ball Bear)、夢眠ねむ(でんぱ組.inc)の3人に加え、水島監督や梶、市川、矢野らの登壇が予定されている。なお、同作は観客参加型の応援上映での公開が決定している。
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