知英、半身不随の新体操選手役に挑戦 「私の人生なのに」今夏公開
2018年3月6日 04:00
[映画.com ニュース] 半身不随になった新体操選手の運命を描いたライトノベル「私の人生なのに」が、「KARA」の元メンバーである知英主演で映画化されることがわかった。あわせて、知英がレオタード姿でポーズを取る様子やギターを抱えて歌う姿を収めた場面カットと、特報映像がお披露目された。
映画は、東きゆう著、清智英の企画・原案の同名ライトノベルが原作。新体操のオリンピック選手候補である金城瑞穂(知英)は、脊髄梗塞のため半身不随になり絶望する。しかし、音楽と出会ったことで人生に彩りが戻り、自分を受け入れ新たな夢に向かっていく。「全員、片想い」の原桂之介監督がメガホンをとった。
知英は、「KARA」時代にダンスで鍛えた身体能力を活かして新体操のリボンの練習を重ね、役作りの一貫として日常生活で車椅子を利用するなど、並々ならぬ意気込みで瑞穂役に挑んでいる。
特報では、リボンを片手に優雅に舞う瑞穂が突然苦しみ出し、倒れてしまうシーンからスタート。現実を受け入れられず、練習場の前で打ちひしがれる瑞穂だったが、音楽に出会ったことで人生が再び輝きだす。映像の最後には、ギターを弾き語りし、前向きな歌詞を綴る様子が映し出され、人生に対する希望が満ちた仕上がりとなっている。
「私の人生なのに」は、今夏に東京・新宿バルト9ほか全国で公開。