オスカー候補メリル・ストリープの名演シーン満載「ペンタゴン・ペーパーズ」特別映像公開
2018年3月1日 10:00
[映画.com ニュース] メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演するスティーブン・スピルバーグ監督作「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の特別映像が、公開された。
1971年のアメリカ。国防総省がベトナム戦争に関する分析を記録し、トップシークレットとしてきた文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズ紙がスクープするが、政府からの圧力で差し止められてしまう。アメリカ初の女性新聞発行人であるワシントン・ポスト紙のキャサリン・グラハム(ストリープ)は、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリー(ハンクス)らとともに、政府の圧力に屈することなく真実を世に発表しようと奮闘する。第90回アカデミー賞では、作品賞と主演女優賞にノミネートされた。
映像では、ストリープ演じるキャサリンのキャラクターに焦点が当てられている。映画では、女性であるという偏見や、社主という重圧に苦悩しつつも、最善の決断を下そうともがく姿が描かれるが、ストリープは「彼女は元々女性らしい人だった。当時は男性だけが権力を持っていたの」と当時の時代背景を解説。
さらに、プロデューサーのエイミー・パスカルとクリスティ・マコスコ・クリーガーは「1971年のワシントンでは、男が政治の話を始めると女は席を外した。女性経営者なんてありえない時代よ」(パスカル)、「女性の意見をテーマにした物語よ。キャサリンのおかげで、私たち女性は自己主張ができるようになった」(クリーガー)とキャサリンの偉業をたたえる。
女性の出演者たちのインタビューも収められており、キーキャラクターの1人を演じたアリソン・ブリーは「強い女性が主人公の最高の物語よ」と誇らしげに語っている。本編映像も多数収録され、キャサリンが「政府の秘密を暴露する気か!」と言われても、き然とした面持ちで「許可ではなく、助言を求めに来たの」と言い放つ姿や、「もう父の会社じゃない。夫の会社でもない。私の会社よ」と宣言する勇ましい姿を確認できる。
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」は、3月30日から全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド NEW
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5 NEW
【これは不適切報道か、否か?】本当に放送していいのか…!? テロの全世界実況生中継、衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア NEW
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「わたしが死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー