「お嬢さん」キム・ミニが韓国人初のベルリン女優賞を受賞した「夜の浜辺でひとり」公開
2018年2月28日 17:00
[映画.com ニュース] 昨年の第67回ベルリン映画祭で、キム・ミニが韓国人女優初となる銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞した、ホン・サンス監督の「On the Beach at Night Alone」(英題)が、「夜の浜辺でひとり」の邦題で初夏公開される。
ホン・サンス監督の新ミューズとして、世界にその存在を印象付けたキム・ミニが、不倫スキャンダルによりキャリアを捨てて異国に逃げた女優を演じるドラマ。本国ではホン監督とキムが恋愛関係にあることも話題を集めた。
ハンブルクとカンヌンというヨーロッパの二つの海岸都市が舞台。不倫スキャンダルでキャリアを捨て異国に逃げてきたヨンヒ(キム・ミニ)は、訪ねてくると言ったまま姿を現さない恋人を待ちながら、自分の真意が分からずに、後悔と欲望を引きずっている。時は流れ、韓国へ戻ったヨンヒは、旧友たちと再会したことで復帰を考え始める。
「夜の浜辺でひとり」は、2018年初夏、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。