人気子ども番組「おかあさんといっしょ」が初の映画化! 9月7日から全国公開
2018年2月15日 08:00

[映画.com ニュース] 1959年から放送されているNHKの子ども向け番組「おかあさんといっしょ」の映画化が決定。「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」のタイトルで、9月7日から全国公開されることになった。
2~4歳児を対象にした教育的エンタテインメント番組として、半世紀以上放送を続けている超長寿番組「おかあさんといっしょ」。90年の同番組内で放送されていた人形劇「にこにこぷん」が劇場アニメーション「海だ!船出だ!にこにこぷん」として公開されたが、お兄さんやお姉さんによる歌&体操、アニメパートで構成された作品としては、初めての映画化となる。
映画版は、現在放送されている同番組レギュラーメンバーのゆういちろうお兄さん(花田ゆういちろう)、あつこお姉さん(小野あつこ)、よしお兄さん(小林よしひさ)、りさお姉さん(上原りさ)がスタジオを飛び出して、様々な場所へ冒険に出るといった内容だ。大人気の体操「ブンバ・ボーン!」も組み込まれ、番組でお馴染みの人形劇「ガラピコぷ~」が初のオリジナルアニメ化。チョロミー、ムームー、ガラピコが「しずく星」を飛び出して、とある星に初めて訪れるさまが描かれる。全編にわたり、親子で楽しめるコーナーがちりばめられた“体験型ファミリー映画”となっている。

NHKエデュケーショナルこども幼児部の古屋光昭プロデューサーは「(『おかあさんといっしょ』から)数々のヒット曲や人気の人形劇も生まれ、日本中の子どもたちに時代を超えて親しまれてきました。自分がこどもの時、そして親になった時、さらに孫ができた時、『人生で3回出会う番組』と言われています」と説明。「今も、番組収録やコンサート、イベントなど、様々な場面で『おかあさんといっしょ』の世界を沢山のご家族が楽しんでくださり、本当に感謝の気持ちで一杯です。今度は『映画館』という新しいステージで、子どもたちの笑顔、そして元子どもたちの笑顔に出会えたら嬉しいです」と期待を込めている。
「自分の子どもが『映画館で初めて見る映画は何になるのだろう?』と思った時、親子が楽しく見る映画を作りたいと思いました」と振り返った日活のプロデューサー・高橋信一氏。「そんな時、横でテレビに釘付けになっている娘が見ていたのが『おかあさんといっしょ』。私自身も子どもの頃夢中になっていた国民的なこの番組を映画として作ることにより、映画館という空間だからこそできる体験を子どもたちに味わってほしい、その様子を親御さんに見守ってほしいと思っています。なにより私自身、その時が楽しみでしかたがありません」とコメントを寄せている。
「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」は、9月7日から全国のイオンシネマほかで公開。
(C)2018「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」製作委員会
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