日本初!「おじいちゃん、死んじゃったって。」ヴズール国際アジア映画祭国際審査員グランプリ受賞

2018年2月8日 20:00


授賞式に参加した森ガキ侑大監督
授賞式に参加した森ガキ侑大監督

[映画.com ニュース] 岸井ゆきの主演映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」(公開中)が、仏ヴズールで開催された「第24回ヴズール国際アジア映画祭」で日本では初となる国際審査員グランプリを受賞した。

同映画祭は、秀逸なアジア映画祭を紹介することを目的に開催され、24回を迎えた現在では約3万人の観客を動員している。国際審査員グランプリは、映画祭全体での準グランプリにあたる。山崎佐保子が脚本を執筆と原作を手がけた同作は、祖父が亡くなり、葬式のために久しぶりに集まった家族や親せきの本音がぶつかり合っていくさまを描いた人間ドラマ。授賞式では「家族の崩壊や人の死という悲劇のなかで垣間見られる優しさの瞬間を、ユーモアを交えながら見事なキャスティングで描き抜いた」ことが受賞理由として挙げられた。

今作で長編デビューを果たした森ガキ侑大監督は、授賞式に参加し「今はとにかく。喜びしか感じられません!! 映画に対して厳しいフランスの地でこのような賞をもらえる事ができてすごく光栄でした。そして、映画が世界を通じてくれると強く感じた映画祭でした。フランスのたくさんの人々に愛された映画を作れて幸せです」とコメントしている。

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