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藤竜也、「東の狼」主演は樹木希林の薦め「多分、じじいの割に丈夫だから」

2018年1月29日 23:40

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藤竜也と大西信満
藤竜也と大西信満

[映画.com ニュース] 俳優の藤竜也大西信満が1月29日、映画「東の狼」のトークイベントを都内で行った。

河瀬直美監督がエグゼクティブディレクターの、なら国際映画祭の映画制作プロジェクト「NARAtive」で生まれた作品。河瀬監督自身がエグゼクティブプロデューサーを務め、同映画祭で初長編作品「The Swimming Pool」が入選したキューバの新鋭カルロス・M・キンテラ監督が抜てきされた。

藤と大西は昨年の河瀬監督の「光」に出演しているが、撮影は本作の方が前。藤は、「あん」に主演の樹木希林の推薦でオファーを受けたそうだが、「昔はテレビで随分仕事をしたけれど、それっきり会っていなかったので、なんで俺だったのか分からなかった」という。

奈良・東吉野村で、100年前に絶滅したとされる狼の姿を追い求める老猟師が主人公の物語。「やってみて分かった。撮影がめちゃくちゃハードで、山をはいずり回るような感じだった。多分、じじいの割に丈夫だから、最後までもつんじゃないかなということだったんだと思う」と冗談めかした。

脚本はスペイン語で書かれ、英訳した後に日本語にしたため、「言葉が一番参った。細かいニュアンスが伝えられないし、毎晩のように変わって核心的なところがポンとなくなることもあった」と苦笑い。さらに、仕留めたシカを解体するシーンでは「カットが全然かからなくて、結局40分くらいカメラを回していたから全部ばらした。不思議なもので、外科医になった感じでクールにできたけれど、使われたのは2分くらい」と明かした。

それでも、「キンテラは単身でつらかったと思う。彼が込めた強い思いがある、不思議な力を持った作品。伊達にキューバからやってきて撮ったフィルムではない」と評価。大西も、「脚本と完成した作品は、全然違う。見た後に違和感があるけれど、それが心地良かった」と満足げに話していた。

東の狼」は、2月3日から全国で公開される。

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