ゆうばり国際映画祭2018、メロン熊が暴れまわる“何でもアリ”なキービジュアル完成
2018年1月26日 17:00

[映画.com ニュース] 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」のキービジュアルが、このほど完成した。次世代クリエイターとして注目を集める宇治茶氏が手がけた本ビジュアルのテーマは、「はじめての映画祭」。同映画祭のマスコットキャラクターであるシネガーが空を舞い、北海道・夕張市のご当地キャラ・メロン熊が雪のなかを暴れまわる姿が描かれ、映画祭の熱気と「何でもアリ」の自由な雰囲気が伝わってくる。
1990年にスタートした同映画祭は、SF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンスなどのファンタスティック映画を対象とし、多くの映画人・映画ファンに愛され続けてきた。夕張市の財政難により、一時は開催が見送られていたが、運営を民間に移行し2008年に復活。今年は3月15~19日の5日間に渡って開催される。
宇治茶氏は、同映画祭と縁が深く「僕が初めて監督した長編映画『燃える仏像人間』を最初に上映していただいたのが、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2013でした。北海道を訪れることも初めてだったのですが、とんでもない寒さと映画祭の温かさと、屋台村での楽しいひとときをよく覚えています」と明かし、「そんな思い出深い映画祭のメインビジュアルを描かせていただき、本当にうれしいです」と喜びを語る。また本ビジュアルは、「2013年に訪れたゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、現地に到着しバスを降りたときのインパクトを思い出しながら、ライブペイントのように描き進めた」という。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」は3月15~19日に夕張市で開催。ラインナップ記者会見は2月2日に実施される。
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