ハリウッド最高齢女優コニー・ソーヤーさん105歳で死去
2018年1月24日 11:00

[映画.com ニュース] 全米俳優組合(SAG)の所属メンバーとして最高齢だった女優のコニー・ソーヤーさんが1月22日(現地時間)、米カリフォルニア州ウッドランドヒルズの自宅で死去した。105歳だった。
1912年11月27日にコロラド州プエブロに生まれ。米Deadlineによれば、8歳のときにカリフォルニア州オークランドのダンスコンテストで優勝し、18歳でボードビルショーの舞台に立ったという。歌手で女優のソフィ・タッカーに師事し、ブロードウェイ劇「A Hole in the Head」に出演、後に同舞台をフランク・シナトラ主演で映画化した「波も涙も暖かい」(59)で銀幕デビュー。晩年は、映画テレビ基金(MPTF)が運営するエンタメ業界の引退者向けコミュニティに居住していたが、引退宣言することなく生涯現役を貫いた。
主な映画出演作に「大西部への道」(67)、「恋人たちの予感」(89)、「ジム・キャリーはMr.ダマー」(94)、「スモーキング・ハイ」(08)など。近年はテレビシリーズ「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」(13)や「New Girl ダサかわ女子と三銃士」(14)、「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」(13~14)などに出演した。映画、テレビドラマの出演数は140作品以上におよぶ。
昨年11月、105歳の誕生日を迎えた時は「ソファから腰を上げて体を動かしなさいと、いつも言っています。私は昔、泳いだり、ゴルフをしたり、タップダンスやラインダンスをしたり、いつも体を動かしていたんです」と長生きの秘けつを米ピープル誌に語っていた。
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