「ペンタゴン・ペーパーズ」メリル・ストリープ&トム・ハンクスにパリが熱狂!
2018年1月17日 20:00

[映画.com ニュース] メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演するスティーブン・スピルバーグ監督作「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の仏パリでのプレミアが、1月13日(現地時間)に開催され、スピルバーグ監督、ストリープ、ハンクスが結集した。
1971年のアメリカ。国防総省がベトナム戦争に関する分析を記録し、トップシークレットとしてきた文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズ紙がスクープするが、政府からの圧力で差し止められてしまう。アメリカ初の女性新聞発行人であるワシントン・ポスト紙のキャサリン・グラハム(ストリープ)は、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリー(ハンクス)らとともに、ライバルのニューヨーク・ポスト紙と連携し、政府の圧力に屈することなく真実を世に発表しようと奮闘する。
本編上映後、3人がステージに登場すると、客席からはスタンディングオベーションが巻き起こり、会場のボルテージは最高潮に。スピルバーグ監督は、「こんなにもたくさんの方に喜んでもらえるなんてとてもうれしいよ。この映画の脚本を読んだとき、まさか他の予定していた映画より先に撮影するなんて思ってもみなかった。でも今の社会の状況を見て、71年に起きたこの出来事は今すぐにでも映画を通して伝えなければいけない出来事だと思ったんだ」と製作に駆り立てた熱い思いを語った。
ストリープは、「この映画で描かれていた世界の状況というのは、みなさんが生きている“今日”とはとても違うものだったと思う。当時、女性が会社を率いるということは社会的にとても難しいことで、キャサリン・グラハムはその先駆者となり、新しい世界を開拓したの。彼女の勇敢な行動は、今の私たちにも必要なことだと思う」と熱弁をふるった。ハンクスもまた、「すべての男たちによるよい行い、偉大な達成の陰には、必ずそれを支え、可能にしてきた女性たちの存在があるんだ!」と力強く語った。
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」は、3月30日から全国公開。
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