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1月10日は“伊藤くんの日”! 岡田将生&木村文乃、記念日認定もキョトン

2018年1月10日 21:30

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記念日認定もキョトン
記念日認定もキョトン

[映画.com ニュース] 柚木麻子氏による恋愛小説を実写映画化した「伊藤くん A to E」の公開直前イベントが1月10日、ロケ地となった東京・渋谷の田中千代ファッションカレッジで行われ、ダブル主演の岡田将生木村文乃がモダンな和装姿で出席した。

1月10日にちなんだ観客110人の大歓声に出迎えられ、岡田は「今年1発目に『伊藤くん』のイベントで、明後日(12日)から公開。最後まで気を引き締めて丁寧に仕事をしたいです」と新年の決意を明かす。木村も「出演した作品で新しく年が始まるのは嬉しいし、幸先がいい」と笑顔を見せ、「ドロドロしていますが、見た後に希望が残る、明日が楽しくなる作品でもあるので、構えず見てほしいです」と思いを込めた。

外見はいいが中身は超クズ男である伊藤くんに扮した岡田は、「自意識過剰イケメン、中身が空っぽ。(役を)紹介されるたびに、だんだん傷つき始めてきました」と苦笑い。昨年8月の同所での撮影を「映画の肝であるラストシーンは、ここのテラスで10分間長回しでお芝居をしました。緊張しましたね」と振り返ると、翻ろうされるアラサー脚本家役の木村は「一発で撮ったんですが、廣木隆一監督が『俺は全部信じているから』と言っていた。実際に出来上がりを見たら、夕日や影など、廣木監督が言っていたことはこういうことなんだと思った」と語っていた。

さらに物語になぞらえ、事前に観客が寄せた「痛い恋愛エピソード」が披露された。「小学生の下校時、男の子に校門でずっと待ち伏せされていた。朝の電車の時間なども調べられていた」という話に、岡田は「俺もあった! 中学生の時、どれだけ時間をかえても車両をかえても、ずっといた」と“思い出し恐怖”していた。

またこの日は、1月10日が“伊藤くんの日”として記念日協会に正式認定されたことがサプライズ発表。この場で知った岡田&木村だが、理解が追いつかない様子で「え、正式に? こういう風に決めていいの?」とキョトンとした表情を浮かべる。実際に登録証が手渡されると、木村は「すごい! ありがたいです、こうやって残してもらえて。『今日は何の日?』とかで、伊藤くんの日と出てくるんですよね」とようやく合点がいったが、岡田は「毎年1月が? ということは毎年続編も(できる)?」と最後までピンときていなかった。

伊藤くん A to E」は、スランプに陥ったアラサー脚本家・矢崎莉桜が、痛男こと伊藤くんとの関係に悩む4人の女性A(佐々木希)、B(志田未来)、C(池田エライザ)、D(夏帆)をネタにドラマ脚本を書こうと試みるが、やがて自らも「5番目の女=E」として翻ろうされていく姿を描いた。1月12日から全国で公開。

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