「リング」貞子が成人式に乱入! 厳かな式典は一変、新成人が阿鼻叫喚
2018年1月8日 21:16

[映画.com ニュース] ジャパニーズホラーの傑作「リング」シリーズの貞子が1月8日、東京・調布市グリーンホールで行われた調布市成人式にサプライズ登場した。シリーズ誕生から20年を迎え、いわば“新成人”となった貞子がステージに躍り出ると、厳かな式典は一転、阿鼻叫喚の様相を呈した。
初代「リング」(1998)の誕生20年と、米ハリウッドリメイク第3弾「ザ・リング リバース」の公開を記念し、今回のコラボレーションが実現。登場前には、長髪の女が井戸から這い出る模様がスクリーンにでかでかと映し出され、その時点で場内は騒然となった。そして髪を振り乱した貞子がステージ袖に姿を現すと、調布市の新成人たちは恐怖の悲鳴。カクカクと四肢を動かしながら中央に歩を進め、持参したくしゃくしゃの手紙を司会者に手渡した。
内容を代読することになった司会者は、苦笑いを浮かべつつも「みなさん、ご成人おめでとうございます。貞子です。映画『リング』が調布の角川大映スタジオで生まれて、今年で20年。つまり私も新成人ということで、今日はここ調布市グリーンホールにやってきました」と読み上げた。「お祝いのプレゼントがあります」とも記されており、「ザ・リング リバース」のペア鑑賞券3セットの抽選会が始まった。
貞子は抽選ハガキの入った箱を持つなど作業を積極的に手伝ったが、大量のハガキをバラバラとまき散らすという怨霊らしい“蛮行”も。しかし律儀にも自らの手で片付け始めたため、そんなシュールな光景に笑いが起こった。最後にはペコリと頭を下げ、BGM「feels like “HEAVEN”」とともに退場。終了後は会場外で新成人との記念撮影に応じ、式典を大いに盛り上げていた。
「ザ・リング リバース」は、「見た者は必ず7日後に死ぬ」と言われるビデオを見てしまった女性が、呪いの連鎖を断ち切るため恋人とともにビデオの謎を解き明かそうと奔走するさまを描いた。1月26日から全国公開。
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