渋川清彦&飯塚健監督の“奇跡”が結実!タッグ作「榎田貿易堂」18年6月に公開決定
2017年12月29日 07:00

[映画.com ニュース]渋川清彦が主演、飯塚健監督がメガホンをとり、群馬県渋川市全面協力のもと製作された映画「榎田貿易堂」が、2018年6月から東京・新宿武蔵野館ほか全国順次公開されることが決定した。同市出身である渋川&飯塚監督の“奇跡”が結実した作品なだけに、キャスト・スタッフ陣は喜びのコメントを寄せている。
渋川市の魅力を映画で伝えたいと考えた同市出身・飯塚監督が、16年8月21~29日に市街地や伊香保温泉などで撮影。物語は、高校卒業後上京するものの、成果を得られず39歳で帰郷し「何となく、勘で」リサイクルショップを開業したバツ2の主人公・榎田洋二郎(渋川)ら、人生を再出発させようとする人々を描いたヒューマンドラマだ。
今作における奇跡とは、渋川と飯塚監督の縁だ。渋川は「これから先こんなことはないと思う。故郷渋川で撮影ができて、榎田という主人公を演じさせてもらい、飯塚監督も渋川出身、しかも高校も同じ、さらに小学校も一緒という奇跡」と思いを馳せ、「それに乗って頂いた素晴らしい俳優の方々、そしてスタッフ。本当に幸せな時間を過ごさせて貰いました。飯塚監督らしいテンポが良く、笑いも情もあり、希望がある映画になりました。是非ともよろしくお願いします! まあーでも、榎田貿易堂がもし続くなら、これから先こんな事もあるか……。やりてえな~」と続編に期待を込めた。
対する飯塚監督は、企画スタートを「『飯塚くん。オリジナルで、群馬で映画撮らない?』。狩野プロデューサーのサクッとした一言が、全ての始まりでした。原作ありきが主流の日本においては、とても貴重で、ありがたい環境を用意して頂いた。加えて、何を書いてもいいと仰る。だから困った。うんと困った」と振り返る。その結果、「何も起こさない物語を撮ろうと思いました。やれ殺人、大金、難病、障害、過去に必要以上に重い十字架、そういったヤーツは一切描いておりません。犬と猫も出してません」といい、「だから一言なんかじゃとても言えない、『妙な映画』ができました。是非、劇場でご覧になって下さい。評判次第ではまた『飯塚くん。続き書かない?』なんてこともあるかも知れません」とユニークに述べた。
さらに共演の滝藤賢一は、公開決定にあたり「ついに! 榎田貿易堂を皆様に見ていただける時が来たのですね!」と歓喜し、「試写会を見て涙を垂れ流し、腹がよじれるほど笑ったのは初めてです」と猛アピール。森岡龍は「初めて参加させて頂いた飯塚組は、ただただありがたい現場でした。あたたかな群馬の人たちに支えられ、魅力的なロケーションに囲まれ、素敵な俳優陣の方々と、飯塚監督の細やかな指導のもと、役を生きることができました」と充実の様子で、伊藤沙莉は「群馬に約10日間泊まり込んで撮影をしましたが、大先輩方とONもOFFも共に過ごした時間は本当に幸せで吸収、とか、勉強、とか得るものだらけの充実した毎日でした」と語った。
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