ヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY」メンバー、2PACの名言をタトゥーで入れていた!
2017年12月21日 16:00
[映画.com ニュース] アルバムの総売り上げ数7500万枚超を誇る伝説のラッパー、2パックこと故トゥパック・シャクールさんの半生を描く「オール・アイズ・オン・ミー」のジャパンプレミアが12月20日に都内で行われ、人気ヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY」が出席。ヒップホップ界の“伝説”から受けた影響や、熱い思いを語った。
ヒップホップ界史上最悪の東西抗争が巻き起こった1996年、気鋭のラッパーとして人気の絶頂にあった2パックは、米ラスベガスで銃撃され25歳でこの世を去った。その裏側に何があったのか? 演技未経験のディミートリアス・シップ・Jrが、シャクールさんに「そっくり過ぎる」という理由で約4000人のオーディションを勝ち抜き、主演に抜てきされた。
ボーカルを務めるKAZUKIは「アーティストとしてはもちろん、人間的にも知的で深い存在」と2パックの魅力を語り、映画に登場する設備が充実したスタジオには「うらやましい」と羨望のまなざし。MCのKUBO-Cは「曲に対するこだわりがすごくて、改めて刺激を受けた」と語った。
影響を受けた2パックの“名言”に話題が及ぶと、MCのP-CHOは「俺は自分を特別だなんて思っていない。隣の男より責任感を持っていると思っている」という言葉を挙げて、「まず、2パックは特別です(笑)! それなのに、こんなことを言えるなんて」と最敬礼。MCのGSは「神にしか俺を裁けない」という言葉が「大好き」だといい、「今まで公表していなかったが、胸のあたりにこの言葉をタトゥーで入れている」と明かし、ファンを驚かせた。
また、MCのSWAYは「俺が刺激した脳が、やがて世界を変えるだろう」という名言を選び、「僕も2パックに脳を刺激された1人。アーティストとして、自分の音楽やリリックで誰かの人生を良い方向にチェンジできる人間になりたい」と思いを新たにしていた。
この日のジャパンプレミアには、DJをはじめ、日本のヒップホップ界で活動するインフルエンサーが数多く招待された。
「オール・アイズ・オン・ミー」は、12月29日から東京・新宿バルト9ほか全国公開。