清原惟監督&山中瑶子監督の「PFFアワード2017」受賞作がベルリン国際映画祭出品!
2017年12月15日 12:00

[映画.com ニュース] 「PFFアワード2017」でグランプリを獲得した清原惟監督作「わたしたちの家」と観客賞に輝いた山中瑶子監督による「あみこ」が、第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門への正式出品が決定した。
東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品として製作され、「PFFアワード2017」の応募作548本のなかから見事グランプリを受賞した「わたしたちの家」は、「母と娘の暮らし」「女2人の生活」という2つの物語が同じ一軒の家で同時進行していくという風変わりな構成の物語。「『わたしたちの家』は、わたしたちの世界、わたしたちの映画についての考察でもあります。実験的な部分と普遍的なもの、まだ誰もやったことのないことと映画の歴史、どれも大切にして作った映画です」と言葉を紡いだ清原監督は、今回の出品決定の一報を受けて「ベルリン国際映画祭という舞台に立った時に、どのようにこの映画が歩いていけるのか、とても楽しみです」と意欲を見せている。

「あみこ」は、山中監督が日本大学芸術学部映画学科を休学中にスタッフ&キャストをSNSで募集し、19歳の時に初めて製作したもの。同級生に崇拝に近い特別な感情を抱く女子高生あみこのこじらせ気味な青春の日々を描く。ベルリン国際映画祭に正式出品された長編映画の監督史上、最年少(20歳)となった山中監督は「びっくりしています。幼い頃から遠くへ行きたかった。遠い土地に生きるまったく見知らぬ人たちにあこがれ、思いを馳せていました」と驚きを隠せない。「思春期との別れのつもりで撮ったはじめての映画がそんな彼らに見ていただけるなんて、たいへんラッキーなことです」とコメントを寄せている。
「わたしたちの家」は、2018年1月13日から東京・渋谷ユーロスペースで公開。「あみこ」は、12月16日からテアトル新宿で開催される「PFF大忘年会」にラインナップされており、19日の21時10分から上映。冨永昌敬監督が登壇するトークショーも行われる。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
BS12 年またぎ映画祭2025
【全部無料の神企画】筋肉・秒殺・脱獄・名作でストレス即・爆・散!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー