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ハリウッドのセクハラ騒動を受け、SAG賞プレゼンターが全員女性に

2017年12月15日 11:00

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司会のクリステン・ベル
司会のクリステン・ベル
写真:INSTARimages/アフロ

[映画.com ニュース] ハリウッドでのセクハラ騒動を受けて、米俳優組合が2018年1月に行うSAG賞のプレゼンターを全員女性にしたと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

SAG賞ではこれまで、13部門ある俳優賞のプレゼンターを男女ペアで務めるのが慣例となっていた。しかし、同賞の製作総指揮を務めるキャシー・コンネルは、セクハラ騒動をうけて来年のSAG賞は女性にスポットライトを当てることにしたと説明。「勇敢にも告発を行った女性たちに、組合として敬意を表したいと思います」

ただし、男優部門での受賞者はもちろん、アンサンブル演技賞にノミネートされた10作品の映像紹介で男性が舞台に立つことはある。「今年、素晴らしい演技を披露した男優を軽視するつもりはありませんが、うちの団体の男性会員は女性に敬意を表す機会を歓迎するはずです」

第24回SAG賞授賞式は1月21日(現地時間)、米放送局TNTとTBSで中継される。なお、同賞はこれまでは司会不在だったが、今回はクリスティン・ベル(「アナと雪の女王」)が史上初の司会に就任。モーガン・フリーマンに特別功労賞が授与されることが決まっている。

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