M・ストリープ&T・ハンクスが“自由”のために闘う!「ペンタゴン・ペーパーズ」予告&場面写真
2017年11月28日 08:00
[映画.com ニュース]メリル・ストリープとトム・ハンクスが初共演するスティーブン・スピルバーグ監督作「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の予告編と、ストリープとハンクスの共演シーンを収めた場面カットがお披露目された。
映画は、政府がひた隠す真実を明らかにすべく立ち上がった実在の人物たちを描いた。舞台は、ベトナム戦争が泥沼化し、国民の間に反戦の気運が高まっていた1971年のアメリカ。国防省が行ったベトナム戦争に関する分析を記録し、トップシークレットとしてきた文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズ紙がスクープするが、政府からの圧力で差し止められてしまう。アメリカ初の女性新聞発行人であるワシントン・ポスト紙のキャサリン・グラハム(ストリープ)は、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリー(ハンクス)らとともに、ライバル紙であるニューヨーク・タイムズ紙と争いながらも連携。政府の圧力に屈することなく真実を世に出そうとする。
予告編では、真実のため団結し、奔走するジャーナリストたちの姿が映し出される。“ベトナム戦争の嘘”を暴く記事をなんとしても掲載しようとするグラハムは、「女性で臆病だ」と言われながらも政府に闘いを挑み続ける。記事を掲載して政府との裁判に負ければ、会社は潰れ、全員刑務所行きという状況下で、ブラッドリーは「この記事を諦めれば“自由の火”が消える!」とグラハムを鼓舞。映像は、2人が人生を賭けた決断を下す場面で終了しており、正義の行方が気になる仕上がりとなっている。
「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」は、2018年3月から全国で公開。