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強盗&レイプ犯を成敗!ミイラの伝統残る島で闘う女描く インドネシアの西部劇風映画上映

2017年11月25日 12:47

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モーリー・スリヤ監督
モーリー・スリヤ監督

[映画.com ニュース]第18回東京フィルメックスコンペティション部門に選出されたインドネシア、フランス、マレーシア、タイ合作「殺人者マルリナ」が11月24日上映され、モーリー・スリヤ監督がQ&Aに応じた。

インドネシアの小さな村で、夫に先立たれたマルリナのもとに、強盗団が押し入り、強姦の危機にあったマルリナは正当防衛として男たちを殺害。マルリナは、自らの正当性を証明するため、はるか遠い町の警察署へ向かう。

今年の第70回カンヌ映画祭監督週間でも上映されたスリヤ監督の最新作。西部劇を彷彿させる風景が見どころの一つだ。「3本一緒に仕事をしているカメラマンで、お互い信頼関係を構築しているので、アジア映画でもウエスタンのように撮りたいという私の希望をくんでくれた。動きのあるカメラワークをやめ、今回のスタイルを決めました。バロック調の絵画や聖書なども参考にした」と話す。

主人公の未亡人マルリナが、夫のミイラと暮らしている理由を問われると、スンバ島の風習であると紹介し「盛大な葬式が行われ、棺に入れてミイラ化させ、何カ月も家に置いておく家もある」と説明。斬首した男の体が幽霊のように現れるシーンについては、「幽霊ではなく、マルリナの想像の産物。レイプ、強盗犯の首を落とすという記憶から消せない事実を視覚化した」と明かした。

第18回東京フィルメックスは11月26日まで、東京・有楽町朝日ホール他で開催。


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