「ローガン・ラッキー」未公開シーン映像入手!オラつきクレイグが“仕事の流儀”披露
2017年11月23日 11:00

[映画.com ニュース] 2013年の映画監督引退宣言を撤回し、スティーブン・ソダーバーグ監督が4年ぶりに手がけた長編映画「ローガン・ラッキー」(公開中)の未公開シーンを含む特別映像が、公開された。
不運続きのジミー(チャニング・テイタム)とクライド(アダム・ドライバー)のローガン兄弟が、“爆破職人”でもある囚人ジョー(ダニエル・クレイグ)を脱獄させ、全米最大のカーレースの売上金を盗み出そうとするさまを描くクライム・エンターテインメント。上記キャストに加え、ライリー・キーオ、セス・マクファーレン、ケイティ・ホームズ、キャサリン・ウォーターストン、ヒラリー・スワンクら実力派スターが結集した。
公開されたのは、ローガン兄弟が刑務所にジョーを訪ねるシーン。ゆで卵を食べつつ兄弟の話を聞いていたジョーは、「俺は仕事を請ける前に、爆弾を作るのと同じ要領で検討する。“正”対“負”だ」と切り出し、「少しの“正”と少しの“負”を混ぜると、反応が起こる。反応によって生じた力は、急速に離れていく。何かにぶち当たるまでな」と独自の“流儀”を語る。
ジョーの演説は止まらず、「だから常に“正”が“負”を上回る必要がある。そうでなきゃさっさと手を引く。今回みたいな仕事は、“正”と“負”を慎重に比較しないとな」とローガン兄弟に語りかけ、計画を事細かに“正”と“負”に区別し始める。映像の最後は、しびれを切らし、「やってくれるのか?」と聞いたジミーに向かって、ジョーが「俺をここから出すのはどっちだ?」とにやりと笑うシーンで幕を閉じる。
ジョーの独壇場といえるシーンだが、クレイグが「007」シリーズのジェームズ・ボンドとはまるで正反対のキャラクターになりきり、肩をいからせて大げさなジェスチャーをまじえつつ、頭脳明せきでもある濃いキャラクターを生き生きと演じている。
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