実写「銀魂」続編の公開が決定!小栗旬&福田雄一監督が発表「主演ムロツヨシかも」
2017年11月16日 16:30
[映画.com ニュース] 空知英秋氏の人気漫画を実写映画化した「銀魂」のDVD&ブルーレイリリース記念トークイベントが11月16日、東京・秋葉原UDXシアターで行われ、主演の小栗旬とメガホンをとった福田雄一監督が出席。2人の口から、続編にあたる「銀魂パート2(仮題)」の公開決定が発表された。
続編は2018年夏に封切られる予定。ガッツポーズを見せた福田監督は「今年の夏くらいから台本を書けと言われていた。でも全然書けなくて」と苦笑しつつも、「ようやく、僕的には満足できる脚本が書けた」と自信をのぞかせる。一方で小栗は「なるべく、自分の出番が少ないといいなと思う」とネガティブな希望を明かし、「本当に(地毛を)銀髪にしたくないんですよ。(撮影後にバッサリ)切らないといけなくて、来年は長めの髪で勝負したかったのに」とぼやいていた。
物語などの詳細は明かされなかったが、小栗は「主役が僕じゃなくなっているかも」とジョークを飛ばす。福田監督も「銀ちゃんがムロツヨシになっているかも」と乗っかりながらも、「12月16日から開催のジャンプフェスタという最高の場で、何かしら言えるんじゃないかと思っています」と含みを持たせていた。
「銀魂」は宇宙からやってきた天人(あまんと)が台頭するパラレルワールドの江戸を舞台に、万事屋を営む銀時(小栗)が、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)らとともに、身の回りで起こる様々な事件に挑むさまを、時にコミカル、時にドラマティックに描いた。7月14日に封切られるや高い人気を博し、興行収入38.4億円の大ヒットを記録した。
福田監督は「僕はヒットすると思っていました」と胸を張り、「これがヒットしなければ、俺もうやばいって。国外逃亡しなきゃと思っていた」と大笑い。現時点で17年公開の実写邦画ではNo.1ヒットだが、小栗は「これがNo.1で本当にいいのかな。日本映画界的にどうなんだ」と疑問を呈し場内を沸かせた。
また中国では約1万6000スクリーンで公開され、実写日本映画として歴代1位の記録を樹立。「『銀魂』がヒットした効果なのかな。僕に、中国からのお話がいっぱい来るようになった」と話した小栗は、福田監督が「中国映画、面白そうだね」と目を輝かせると、「可能性があったら出たいですね」と意欲を見せていた。
「銀魂」DVD&ブルーレイは、11月22日に発売。
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