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“熱帯のアトリエ”での愛と苦悩の日々に迫る「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」予告

2017年11月14日 11:00

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バンサン・カッセルが“芸術家の狂気”体現
バンサン・カッセルが“芸術家の狂気”体現
(C)MOVE MOVIE - STUDIOCANAL - NJJ ENTERTAINMENT

[映画.com ニュース] フランスを代表する画家ポール・ゴーギャンの知られざる創作の秘密と愛の悲劇を、バンサン・カッセル主演で描いた映画「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」の予告編を、映画.comが先行入手した。

ゴッホ、セザンヌらと並ぶ後期印象派の一人として知られるゴーギャン。生誕170周年を記念して製作された本作は、1891年にフランス領ポリネシアのタヒチに出帆したゴーギャンの、その後の人生と作品スタイルに多大な影響を与えた、“熱帯のアトリエ”での愛と苦悩の日々に迫る。ゴーギャンが最初にタヒチに滞在した1891年6月~1893年7月までの史実に虚構を織り交ぜながら、「アハ・オエ・フェイイ?」「イア・オラナ・マリア(マリア礼賛)」「メランコリー」「マナオ・トゥパパウ(死霊は見守る、死霊が見ている)」など、タヒチ時代の代表作の誕生秘話を描き出す。

予告編は、生活に困窮し、最愛の妻と娘と別れたゴーギャンが、わずかな資金を手にタヒチを訪れる。現地で出会った美しい娘テフラと結婚し、彼女をモデルに創作活動を続けるが、すぐに資金難に。楽園のような生活は終わり、テフラの心も離れていく。ゴーギャン役のカッセルは、近代文明を捨て、寿命をすり減らしながら絵を描く“芸術家の狂気”を、鬼気迫る演技で体現している。

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」は、18年1月27日から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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