ポアロに扮した草刈正雄、ヒゲつながりで白髭神社で「オリエント急行殺人事件」ヒット祈願
2017年11月14日 18:00
[映画.com ニュース] 映画「オリエント急行殺人事件」でケネス・ブラナー演じる主人公の名探偵ポアロの日本語吹き替えを担当する草刈正雄が11月14日、アフレコの模様を公開し、その後、ポアロのトレードマークのヒゲにちなんだ白髭神社(東京・墨田区)でヒット祈願を行った。
アガサ・クリスティの傑作推理小説を、監督・主演にケネス・ブラナー、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスら豪華スターを迎えて再映画化。豪華寝台列車で起こる殺人事件の謎にポアロが挑む。日本語吹き替え版では、草刈に加えて山村紅葉、中村悠一、平田広明らが参加する。
ヒット祈願が行われた白髭神社は、“ヒゲ”つながりだけでなく、旅立ちの安全の神として広く信仰されているという点でも「オリエント急行殺人事件」にぴったりな神社。黒ヒゲを付けて、ステッキを手に登場した草刈は、本殿に参拝し「行けます! これで大ヒット間違いなしです」と自信満々。映画の中のポアロは白髪に白ヒゲとあって「黒ヒゲで申し訳ないですが……」と苦笑しつつも、この日の自身のいでたちに「なかなかでしょ? ガイジン顔だから、ヒゲが合うでしょ?」と笑顔を見せていた。
今回のポアロ役の吹き替えについて「セリフ(の量)がすごいんです。吹き替えでいままで、こんなに(セリフが)あったことはないと思います。ケネス・ブラナーさんが早口でまくし立てるので、追いかけるのが大変でした」と振り返る。
1974年に制作され、ショーン・コネリーやイングリッド・バーグマンらが出演した同作を当時、鑑賞したそうだが、2017年版について「あの時と(アレンジが)違ってて、おもしろいです。アクションもあってびっくりしました。とってもスマートでスタイリッシュなポアロで、ジョニー・デップがあんな悪役をやるのも見どころです」と語る。
特にブラナーの演技について「お芝居の緻密さがすごい!」と絶賛。「僕はどちらかというと緻密ではなく、ザックリ派なので、いい勉強になりました」と語る。大河ドラマ「真田丸」では智と謀略に優れた名将・真田昌幸を好演した草刈だが「ポアロと推理対決になったら?」という問いには「ザックリ派ですから負けるでしょうね」と笑っていた。
「オリエント急行殺人事件」は、12月8日から公開。
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