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池田エライザ、まさかの“野次”にも負けず笑顔!映画初主演「一礼して、キス」公開

2017年11月11日 14:30

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Siriにツッコミを入れられた池田エライザ
Siriにツッコミを入れられた池田エライザ

[映画.com ニュース] 加賀やっこ氏の人気コミックを実写映画化した「一礼して、キス」が11月11日、全国32館で封切られ、映画初主演を飾った池田エライザ中尾暢樹、共演の松尾太陽(超特急)、鈴木勝大結木滉星佐藤友祐、メガホンをとった古澤健監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。

弓道に青春を捧げてきたピュアな高校3年生・岸本(池田)と、不器用ながら一途にを思う後輩・三神曜太(中尾)が、両思いなのにすれ違ってしまう、もどかしい恋模様を描く。登壇陣は、タイトルにちなみ一礼してから挨拶。満場の客席から万雷の拍手が送られると、中尾は「しっとりした雰囲気だったらどうしようと思っていたので、良かったです」と安どの表情を見せ、池田も「主演として目の前に立つというのは恐縮ですが、光栄なので、出来る限りのことはやりたい」と決意をにじませた。

中尾はこの日、青と白が基調のドラえもんのような衣装で登場した。これに対し、佐藤は「(自身が)初めて舞台挨拶に出るので調べたんですが、大体の人が黒いフォーマルな衣装で来るそうですね。でも主役がこれ。イメージしていたのと違う」とチクリ。カジュアルな服装の登壇者が多かっただけに、中尾も「僕もそういうイメージ。逆にこれで行こうと思ったら、(カジュアルで)かぶってしまった」と頭をかき、衣装に気を使っていた池田は「杏ちゃんが赤の帯だから、赤にしてきたのに」とむくれていた。

一方で古澤監督は、「ReLIFE リライフ」でもタッグを組んだ池田を、「本当はすごく自信がない人。いろんな人が期待をかけるけど、本人は『なんで自分が?』と戸惑いがある。しかしそれを悟られないように抱えて、責任感を強くしている。というキャラは恋愛面は違うかもしれないけど、魂レベルで共通していると思う。今作では池田エライザという女優のコアの部分に触れられた気がして、自分のフィルムグラフィーのなかで特別な作品になった」と称賛。池田は満面の笑みを浮かべ、「すごく幸せです。また呼んで」と再会を願っていた。

最後に、池田は「この作品への愛を、途切れることなく持ち続けます」とスピーチ。しかしその最中、客席から「すみません、なんとおっしゃったかわかりません」と機械音の“野次”が。観客のスマートフォンの辞書機能アプリが誤作動してしまったようで、これに一同も「(iPhoneの)Siriが反応しましたね!」「持ってるね」と大爆笑。まさかのハプニングに、池田は「ごめんね、もうちょっとハキハキしゃべるね」と肩を落としたが、めげることなく「みなさん『一礼して、キス』を愛してください! 私たちも最後まで走り抜けます!」と声を張り、舞台挨拶を締めくくっていた。

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