「ワイスピ」第9&10弾にジャスティン・リン監督カムバック
2017年11月2日 12:00
[映画.com ニュース] 大ヒットカーアクション「ワイルド・スピード」シリーズ第9弾に、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」から4作品でメガホンをとってきたジャスティン・リンが、再び監督として返り咲く可能性が濃厚となった。
米ユニバーサル・ピクチャーズはこのほど、ドウェイン・ジョンソン演じるDSS特別捜査官ホブスと、ジェイソン・ステイサム扮する最強の殺し屋デッカードを主人公にしたスピンオフ映画を優先させるべく、第9弾の全米公開日を当初予定していた2019年4月19日から20年4月10日へと1年後ろ倒しにしたばかりだ。
世界中の「ワイスピ」ファンが落胆するなか、早速自身のフェイスブックに撮影現場からとみられるライブ動画をアップしたファン思いのビン・ディーゼルは、「完結編となるシリーズ第10弾と、そこに繋がる第9弾が、期待通りの素晴らしい映画になるのか心配しているみんなに朗報だ。シリーズのラストを飾る2作品でメガホンをとるのは誰だと思う?」と茶目っ気たっぷりの振りと共に、リン監督を紹介。また、「ワイルド・スピード SKY MISSION」を最後にシリーズから去ったミア役のジョーダナ・ブリュースターが、カムバックを果たすことも明かした。
米ハリウッド・レポーターによれば、リン監督は現段階で正式に契約を結ぶには至っていないものの、ユニバーサルと前向きに交渉を進めているという。タイトル未定のシリーズ第9弾は前述の通り2020年4月10日、完結編となる第10弾は、21年4月2日に全米公開が予定されている。