女教師と男子生徒の“禁断の情事” 韓国発のエロティックサスペンスが11月公開
2017年11月1日 11:00

[映画.com ニュース] 韓国発のエロティックサスペンス映画「女教師 シークレット・レッスン」が、11月11日から大阪・シネマート心斎橋、同16日から東京・シネマート新宿で公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が披露。美しき男子生徒と2人の女教師による“禁断の情事”をとらえている。
韓国出身の監督としては最年少で仏カンヌ国際映画祭に招待されたほか、青龍映画賞の新人監督賞に輝いた「巨人」のキム・テヨンがメガホンをとった今作。主演は「きみはペット」のキム・ハヌルが務め、これまでの清純かつ快活なイメージから一転、嫉妬と劣等感にかられ狂っていく非正規雇用の女教師を怪演し、新境地を開拓した。共演のユ・イニョンは美ぼうと財力を兼ね備えた正規雇用の新人教師に扮し、第22回春史大賞映画祭で助演女優賞を受賞。新鋭俳優イ・ウォンギュンは2人と関係を持つバレエ特待生の男子生徒を演じ、妖艶で挑発的な眼差し、鍛え上げられたしなやかな肉体美を披露している。
男子高校の非正規教員・ヒョジュ(キム)は、職場での差別や作家志望の恋人のことでストレスを感じていた。そんななか、3年4組の担任となり、バレエ特待生の美少年・ジェハ(イ)と対面する。一方、理事長の娘・ヘヨン(ユ)がコネで正規雇用され後輩になるが、ある夜、ヒョジュはジェハとヘヨンの情事を体育館倉庫で目撃。自身もジェハに関心を抱き、次第に深みへはまっていく。
女教師同士の衝突、女教師と男子生徒の関わりなど単純な1次元的側面にとどまらず、主人公の内面や、他者によって人格がいかに崩壊するかにも焦点を当てる。そして緊張感溢れるストーリーテリングに加え、裕福と貧困、正規雇用と非正規雇用の問題など、現代韓国の格差社会と人間の本性を掘り下げていく。
「女教師 シークレット・レッスン」は、11月11~14日にシネマート心斎橋、16~23日にシネマート新宿で上映。スケジュールなどの詳細は公式サイト(http://www.cinemart.co.jp/nomu-colle/)に掲載されている。
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