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エイサ・バターフィールド主演、パンクロックが友情つなぐ青春映画が初上映

2017年10月29日 02:00

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ピーター・リボルシー監督
ピーター・リボルシー監督

[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭ユース部門で、「ヒューゴの不思議な発明」で注目を集めた若手俳優エイサ・バターフィールドが主演する「ハウス・オブ・トゥモロー」がTOHOシネマズ六本木で10月28日、上映され、来日したピーター・リボルシー監督が観客からの質問に答えた。

両親を亡くしたセバスチャンは、バックミンスター・フラーの思想に傾倒し、「未来館」を運営する祖母を手伝いながら暮らしていた。ある日訪問客のジャレッドと友達になりパンクロックを知り、二人はバンドを組むことに。しかしジャレッドは心臓移植の合併症に苦しんでいた。特殊な事情を抱える少年二人が音楽によって友情を築いていく青春映画。

バターフィールドと、ミュージシャンで俳優のアレックス・ウルフ(俳優ナット・ウルフの弟)が共演、エレン・バースティンニック・オファーマンらベテラン勢のほか、ジャド・アパトーの娘であるモード・アパトーも出演する。

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「原作小説にひかれ、二人の友情関係がとてもよかった。音楽を通して、人生の物事を知っていく若者たちを描きたかった」と初監督作を語るリボルシー。バターフィールドは音楽経験がなかったため、「最初は(音楽の)指導者をつける予定だったけれど、アレックスが自らエイサにベースを教えたいと申し出てくれて、二人が練習しているシーンはそのまま映画に使いました」と明かす。

旬の若手俳優ふたりの起用について「ともにタイプが違って、良い化学反応を得られた」と満足げに語り、バターフィールドのファンだという観客から、今度はどんな役をやらせたいかと問われると「エイサは素晴らしい役者。彼がやりたい役をなんでもやらせてみたい」と俳優の演技力を絶賛していた。

第30回東京国際映画祭は、11月3日まで開催。

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