ケント・モリ「マイケル・ジャクソン スリラー3D」日本初上映をキレキレダンスで祝福
2017年10月28日 18:25

[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭内のオールナイト上映会「ミッドナイトフィルムフェス!」のプレイベントが10月28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、故マイケル・ジャクソンさんの代表曲「スリラー」のミュージックビデオを3D化した「マイケル・ジャクソン スリラー3D」がジャパンプレミア上映された。上映前の舞台挨拶には、ジャクソンさんが実力を認めたダンサー、ケント・モリが登場。ジャクソンさんのニューアルバム「スクリーム」にちなみ、「『スリラー』スクリームバージョン」のダンスを生披露し、キレのある動きと華麗なムーンウォークで場内を盛り上げた。
ジョン・ランディスが監督を務めた「スリラー」のミュージックビデオは、特殊メイクによってジャクソンさんが狼男やゾンビに変ぼうした姿、ゾンビと繰り広げるダンスシーンなど、独自の映像が話題を呼び、世界中で社会現象を巻き起こした。ランディス監督が再びメガホンをとった3D版は、最新技術によって迫力の映像へと生まれ変わった。
本上映会のために、米ロサンゼルスから駆けつけたケント・モリは、開口一番、客席に「皆さんと同じように、マイケルを心から愛するいちファンであります。昨日到着して、もうちょっとしたら眠くなると思います。でもマイケルなので眠くならないと思います!」と熱く呼びかける。上映前の思いを問われると、「今まで2Dで見てても3Dの感動があったわけです。それが本当に3Dになってしまったら、ある意味4Dみたいなものです。パンツの替え持ってきたかな、大丈夫かな(笑)」と興奮気味に語った。
ケント・モリは、ジャクソンさんのライブツアー「This is it」のオーディションに日本人ダンサーで唯一合格した世界的ダンサー。「マイケルさんはどんな存在か?」と聞かれると「確実に死ぬまで僕のヒーローであり続けると思いますし、1分1秒感謝を忘れたことはありません。本当に一瞬でしたが、お会いして握手した思い出は、僕の人生の中で最高の瞬間として心の中に残っています」と熱弁をふるった。
第30回東京国際映画祭は、11月3日まで開催。
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