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市川海老蔵「男の粋と色気を表現する」舞踊で外国人客を魅了 「地獄門」4K版も初上映

2017年10月26日 23:10

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市川海老蔵とトミー・リー・ ジョーンズ審査委員長
市川海老蔵とトミー・リー・ ジョーンズ審査委員長

[映画.com ニュース] 第30回東京国際映画祭の特別イベント「歌舞伎座スペシャルナイト」が10月26日に行われ、衣笠貞之助監督の「地獄門」(1953)4Kデジタル修復版を上映。歌舞伎俳優の市川海老蔵が舞踊「男伊達花廓(おとこだてはなのよしわら)」を披露した。

「男伊達花廓」は、江戸一番の伊達男といわれる御所五郎蔵が恨みを抱く男たちをなぎ倒しながら恋人のもとへ向かう筋立てで、海老蔵は「男の粋(いき)や立ち回りの中に色気を表現する踊り」と説明。映画祭のイベントとあって、多くの外国人も訪れたが、「言葉の壁はあるが、多少分からなくても通じるものはある。様式美、所作仕立てで形が決まっているものを堪能してもらい、日本独特の長唄やおはやしの雰囲気を味わってもらえれば」と自信をのぞかせた。

コンペティション部門の審査委員長を務める米俳優トミー・リー・ジョーンズも駆けつけ、2人でがっちり握手。そして、「今できる私のすべてを注いで、懸命に演じることのみを考えて舞台に立ちたい」と宣言していた通り、立ち回りでは得意の「にらみ」を連発し観客を魅了。最後は笑顔で客席に手を振るアドリブも見せ、万雷の拍手を浴びていた。

一報、「地獄門」は大映の第1回総天然色映画で、日本映画として初めてカンヌ映画祭のパルムドール(当時はグランプリ)を獲得した作品。アカデミー賞でも衣装デザイン賞を受賞したけんらん豪華な映像美がクリアによみがえり、こちらも上映後は盛大な拍手が鳴り響いた。

第30回東京国際映画祭は11月3日まで開催。

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